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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル32巻2号

1998年02月発行

文献概要

ひろば

リハ・スタッフの「接遇」について

著者: 村山弘文1

所属機関: 1東海記念病院総合リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.128 - P.128

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 私は理学療法士(PT)となって現在10年目に入り,実質的にはスタッフ総勢20名の総合リハセンターの所属長という立場にある.自分もまだまだ未熟だが,立場上,新人研修や実習生の指導に携わる.ここ2~3年は,リハ・スタッフの言葉遣いや態度,服装(頭髪)など,いわゆる「接遇」について患者や病院職員から寄せられる苦情相談の対応に悩まされることが多くなった.

 確かに最近の新人PTや実習生は,自然で節度ある「接遇」が不得手な人が多い.私が学生の頃や就職した当時は,患者や目上の人(高齢者)に対する心構えは当然の常職と考えていたが,近年の若い人のモラルはそうではないらしい.平成8年度の臨床実習指導者研修会でも「学生としての立場をわきまえた態度」が話題になったが,臨床実習期間が短縮されつつある現在,「臨床現場での実践的な接遇」をいかに習得させていくのか難しい問題だ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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