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臨床リハビリテーション研究会のあゆみ
著者: 和田忠臣1
所属機関: 1高槻赤十字病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.358 - P.359
文献購入ページに移動 臨床リハビリテーション研究会が正式に発足したのは1997年1月ですが,そのルーツをたどれば1975年まで歴史を遡らなければなりません.理学療法士及び作業療法士法特例経過措置が終わり,専門教育を受けた養成校出身の理学療法士全盛時代の幕開けの頃,恩師である,当時大阪体育大学の教授を務めておられた富永通裕先生から「特例措置により理学療法士の資格を得た努力は評価に値するが,決してそれはゴールではなく専門職としてのスタートラインに立ったにすぎない.これから学卒の理学療法士とともに生き,その統率をしていくためには相当の踏ん張りが必要だ」といわれた言葉に胸を刺され,同胞5,6人が集まり,富永先生と高槻赤十字病院整形外科部長服部良治先生のご指導のもとで月1回の勉強会を開いたのが,事の始まりでした.
両先生の熱意あるボランティアによって整形外科に関するトピックス,症例検討,医学書院発行の「痙縮と固縮」の抄読を3本柱に,3年余りほとんど1月も休むことなく勉強会を続けました.参加者も当初の3倍に膨らみ,学卒の理学療法士もメンバーに加わるようになりました.現在,当研究会の活動を共にしている京都市立病院の並河茂氏もそうした一員でした.
両先生の熱意あるボランティアによって整形外科に関するトピックス,症例検討,医学書院発行の「痙縮と固縮」の抄読を3本柱に,3年余りほとんど1月も休むことなく勉強会を続けました.参加者も当初の3倍に膨らみ,学卒の理学療法士もメンバーに加わるようになりました.現在,当研究会の活動を共にしている京都市立病院の並河茂氏もそうした一員でした.
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