身体障害者スポーツが英国のストークマンデビル病院のLudwig Guttmann博士によって組織的に行われはじめてから半世紀が過ぎようとしている.この間に我が国の身体障害者スポーツが組織的,社会的,医療的にどのような展開をしてきたかを再認識することは大切である.
医療機関における理学療法はimpairmentの改善を中心としたものからADL,QOLへとその関わりは拡大しているが,身体障害者のスポーツ活動への指導,関与はごく一部の限られた方々によって支えられ取り組まれているのが現状である.障害者のQOL,ノーマライゼーションをより高めるためには,身体障害者スポーツをもっと身近なものとして位置づけた積極的な理学療法が求められている.そこで本号では,身体障害者スポーツの現状を把握し,セラピストはどの時期にどのように関わっていくべきか,地域活動としての関わり方などに焦点を当て,身体障害者スポーツがより活発化することを期待して企画した.
雑誌目次
理学療法ジャーナル32巻6号
1998年06月発行
雑誌目次
特集 身体障害者スポーツ
EOI(essences of the issue) フリーアクセス
ページ範囲:P.391 - P.391
身体障害者スポーツに理学療法士としてどうかかわるか
著者: 石塚和重
ページ範囲:P.393 - P.398
1.はじめに
筆者は理学療法士であり,また身体障害者スポーツ指導員として,リハビリテーション,特に療育(ハビリテーション)のなかに積極的にスポーツを取り入れ,身体障害児の訓練・治療に役立てている.筆者が勤務している浜松リハビリテーションセンターでは,身体障害児の体力の向上や運動機能の改善,社会性の育成,そして自己の才能の開花を目的として,20数年来,理学療法の一環として,療育のなかに積極的にスポーツを取り入れてきた.
理学療法士になって身体障害児に治療・訓練として理学療法を実施してきたのであるが,筆者自身,理学療法の在り方にいささか疑問を持っていた.子どもたちにとって理学療法とは何なのか? 理学療法は子どもたちにとって将来何の役にたつのか? 理学療法によって子どもたちや家族にどんな幸せをもたらすことができるのか? 子どもたち自身が目的をもって理学療法に取り組めるようにするにはどうしたらよいのか? 主役は誰なのか? といった素朴な疑問である.
主役は子ども自身であり,家族に他ならない.今まで子どもたちは,漠然と目的も持たずに何となく理学療法を受けてきたのではないか,と感じていた.この子どもたちのリハビリテーションのゴールはどこにもっていったらよいのか,という疑問もあった.このことは障害児に限らず,障害者全体にいえることかもしれない.
そんな疑問を解いてくれた出来事があった.それは,筆者が身体障害者スポーツ指導員として,平成元年札幌市で開催された第25回全国身体障害者スポーツ大会に静岡県選手団のコーチとして参加したことがきっかけだった.筆者にとってこの大会は貴重な経験で,参加した者にしか分からない感動,様々な人々との出会いとドラマ,開会式や閉会式,とりわけ入場行進に参加して感激に心が震えたのを覚えている.そのとき,リハビリテーションの1つのゴールはここにあるのではないかと実感した.リハセンターの子どもたちをこの大会に連れてこようと決意したのもこの時であった.
子どもたちが目的や課題をもって理学療法に取り組むことの大切さを痛感し,子どもたちと一緒にスポーツをしながら,リハビリテーションのゴールに向かって理学療法を展開できたらと思った.すなわち,理学療法が人間の生き方に少しでも関与できないかと考えたのである.それ以後,全国身体障害者スポーツ大会の静岡県選手団監督・コーチの経験を生かして,理学療法のなかにスポーツを取り入れ,施設内だけのスポーツに止まるのではなく,施設外でのスポーツへと転換を図っていった.
本稿では,身体障害者スポーツの意義について簡単に触れ,施設内外の理学療法業務としての当センターにおける身体障害者スポーツへの取り組みと静岡県身体障害者スポーツ大会について紹介しながら,身体障害者スポーツに対する理学療法士のかかわり方について考えることにしたい.
医療機関における身体障害者スポーツへのかかわり
著者: 松下裕之 , 東利雄 , 日野邦彦 , 山本行文 , 米満弘之
ページ範囲:P.399 - P.404
1.はじめに
1964年に開催された東京オリンピックは,我が国の身障者スポーツを発展させるのに大きな役割を果たした.障害者の療育にいち早くスポーツを取り入れた英国の故Ludwig Guttmann博士1)は,「スポーツは,健常者よりもむしろ重度の障害者にとって重要である.スポーツは,治療上非常に大きな価値をもっており,身体的,精神的,そして社会的リハビリテーションにも重要な役割を果たしている」と述べている.近年の障害者スポーツの発展をみると,障害者の療育におけるスポーツの効果の大きさが理解できる.
リハビリテーション(以下,リハ)におけるスポーツの領域としては,医療から教育,治療から競技にわたる幅広い分野が存在する.しかし,実際の指導場面のなかで,どの時期に,どのような方法で障害者の療育にスポーツを導入し,展開していくのかが問題となる.
本稿では,医療施設における治療訓練としての身障者スポーツのあり方を考えつつ,関連施設と連携して行っている生涯スポーツに対する取り組みを紹介し,加えて我々が日頃感じている問題点を提示することにしたい.
地域活動における身体障害者スポーツへのかかわり方
著者: 小林順一
ページ範囲:P.405 - P.412
1.はじめに
身体障害者スポーツが組織的に行われるようになったのは,英国のストークマンデビル病院国立脊髄損傷センター所長のグットマン博士が,脊髄損傷患者のリハビリテーションプログラムのなかにダイナミックな治療手段としてスポーツを取り入れ,1948年の第8回ロンドンオリンピック大会の日に病院内で競技会を開き,1952年にはオランダの弓術チームが参加し,国際大会として発展したのが始まりである.以後,毎年7月に国際ストークマンデビル競技会(International Stoke Mandevill Games)として行われている.1960年のローマオリンピックから,オリンピックの年は同大会のあと同じ施設を利用して国際ストークマンデビル競技会を開催することになった.これが今日のパラリンピックの第1回大会である.
日本では,1964年(昭和39年)東京オリンピックのあとにパラリンピック東京大会が開催されることになったのを機に,全く目の向けられていなかった国内の身体障害者スポーツの振興を積極的に進めるように,昭和38年に厚生省社会局長名の通知が各都道府県知事宛に出され,それまで実施されていなかった身体障害者スポーツ大会が各県で開催されるようになった.
パラリンピック東京大会の成功後,昭和40年に日本身体障害者スポーツ協会が発足し,国民体育大会のあとに,同じ施設を利用して第1回全国身体障害者スポーツ大会(以下,全スポ大会)が岐阜県で開催された.以後毎年行われるようになり,年々盛んになるとともに国内の身体障害者スポーツの振興に大きく貢献した.昭和49年に日本で最初の障害者専用のスポーツセンターとして,大阪市身体障害者スポーツセンターが設立され,また各県に障害者スポーツ協会が設立されるなど,練習場所や指導者にめぐまれ,在宅障害者を中心に記録重視のチャンピオンスポーツを志すものが多くなった.同時に各競技別団体が組織化され日本選手権を開催するなど,現在では,リハビリテーションとしてのスポーツから,競技スポーツへと急速に発展していった.
高知県においても,昭和38年に第1回高知県身体障害者スポーツ大会が行われているが,障害者スポーツの先進県に比べて非常に遅れているのが現状である.最近では,少しであるが障害者スポーツが理解されてきているので,高知県の取り組みについて述べてみたい.
身体障害者競技スポーツの現状と課題
著者: 金田安正
ページ範囲:P.413 - P.419
1.はじめに
今年3月,冬季パラリンピック大会がオリンピック大会に引き続いて長野で開催された.
オリンピック効果もあったようで,大会には,長野県民をはじめ多くの観客が集まり,連日,すべての種目が満員の盛況であった.また,オリンピックに引き続き,パラリンピックもメダルラッシュでもあったことから,その様子は,テレビや新聞,その他のマスコミでも大いに取り上げられた.この大会が契機となって,障害者のスポーツ,特にパラリンピックは多くの人に知られるようになった.
身体に障害のある人たちが組織的にスポーツ活動を行うようになったのは,第二次世界大戦以降である.ここでは,障害者の競技スポーツに関して,その歴史,現状,そして今後の課題を述べる.
身体障害者のスポーツ体験:私とスキューバダイビング/視覚障害者の柔道/身障者スポーツとの出会いから/スキューバダイビングに挑戦
著者: 上田真弓 , 柿谷清 , 原雅弘 , 米玉利祐資
ページ範囲:P.420 - P.429
「まゆみちゃんでもできるのよ,一緒に潜りたいから私が先にライセンスとるね」と,三重県の病院に入院中,親身になってくれるある看護婦さん(以下,柴原さん)がいってくれたことがありました.しかしその頃は,障害者スポーツのスキューバダイビングのことを耳にしたこともなかったし,ましてや手足の不自由な私がどうやってやるのか? 何だかピンとこないし,現実的に考えられないまま時間が流れていたのです.
3年後のある日,柴原さんは神戸の病院にまで訪ねて来てくれて,「次はまゆみちゃんの番よ!」と,ライセンスをとったことやスキューバダイビングの話をいろいろとしてくれました.私は危うく忘れかけていた約束であっただけに,突然の話で驚きました.遠く離れた私をいつまでも気にかけてくれ,「海の中を見せたい]と思ってくれていた柴原さんの気持ちが嬉しいと同時に,忘れかけていたことを申し訳なく思いました.この柴原さんによって,私とスキューバダイビングとの出会いがありました.
とびら
変化に対応する職場管理
著者: 中川司
ページ範囲:P.389 - P.389
超高齢化社会が進行するなかで,保健・医療・福祉を取り巻く外部環境は急速に変化し,理学療法士の職域も広がりをみせている.こうした変化のなかでこそ,職場管理者はその役割を再考すべきだと思う.上司の指示を鵜呑みにし,部下の発案に“イエス,ノー”を示すだけでなく,施設の方針や上司の指示と部下の意見に自らの発案を交えた多種多様な発想のなかから,今後の方向性や価値を見いだし,より良い医療サービスを提供できる環境を構築することが職場管理者の役割であると,私は考えている.「給与が安い」「休みが無い」「仕事が忙しすぎる」といった現場の声や,「経費節減」「人員削減」「サービス向上」などの施設の方針のすべてを,「保険制度や社会環境などの外的要因の急激な変化のせいだから仕方がない」と片づけてしまうのでは管理者としての役割放棄といわざるを得ない.
また,上司と部下の間に立って,これらの諸問題を上司の納得のいくように,かつ,部下に文句をいわれないように常に中庸を守り,何の議論もないまま自らの発想のみで解決していくことも,同じく管理者の役割放棄といわれても仕方があるまい.こうした管理方法からは急激な社会の変化に対応できる発想は生まれてくるはずもなく,外部環境の変化に一時的には適応できても,長期的な問題解決には決してつながらない.
Case Presentations
やり投げ選手の肘関節障害に対するリハビリテーションの一工夫
著者: 前田克史 , 村井美奈 , 高橋小夜利 , 吉田真 , 菅原誠 , 松田嘉博 , 佐々木敏
ページ範囲:P.430 - P.436
Ⅰはじめに
肩関節・肘関節のスポーツ障害は投動作と密接に関連している.その原因としては,投動作を頻繁に繰り返すことにより,上肢の筋バランスの変化,筋短縮等を引き起こし,やがては肩関節・肩甲帯の協調運動が困難となり,肩甲帯の前傾等の変化をもたらし,肩・肘に障害をきたすものと考えられる.
肩・肘に痛みを訴えるスポーツ選手は,日常生活動作では痛みを訴えないが,投動作時のみ痛みを訴えることが多い.このことは,投動作そのものが肩・肘にストレスを与えていることを示しており,このストレスをいかに軽減していくかが治療ならびに再発予防の鍵となってくる.
本報告では,投てき動作における肘痛に対して肩関節および肩甲帯の協調性を重視した治療を試み,さらにやり投げのスキルを改善することにより障害を克服することに成功した症例を提示する.
TREASURE HUNTING
小児の理学療法に夢を乗せて―田代千惠美さん(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科)
著者: 編集室
ページ範囲:P.437 - P.437
我が国の周産期医療,新生児医療の進歩はめざましい.出生前診断,胎児治療といった倫理観を問われかねない問題が指摘される一方で,医療の進歩の結果として,超未熟児を含めて新生児死亡率の低さは世界に冠たるものがある.その背景に隠されて見逃されやすいのが,医療の進歩によって救命され,種々の障害をもって生まれてくる小児の数は増えているという事実である.
今月ご登場いただいた田代千惠美さんは,都立府中リハビリテーション学院を卒業して資格を取得後,日本の新生児医療の先端を走っている北里大学病院リハビリテーション部に入職,新生児期からの理学療法に取り組まれた.その間,東京理科大学理学部Ⅱ部数学科を卒業して数学教諭の免許を取得,さらに筑波大学大学院教育研究科でカウンセリングを学び,平成6年修士課程を修了して現職,臨床のできる教師をめざして努力を重ねておられるそうだ.米沢藩主上杉鷹山の歌「為せば成る為せねばならぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」が信条というだけあって,相当の努力家とお見受けした.
あんてな
脳外傷友の会一発足の経緯とこれから
著者: 万歳登茂子
ページ範囲:P.438 - P.439
脳外傷は脳血管障害とは発症機序も損傷の状況も異なり,多彩な症状が出現する.また若年男性患者が多いため,就労も含めた長期的援助が必要である.最近の救急医療の進歩により,運動機能障害はほとんど残らないのに,認知機能障害のみが残存する脳外傷症例が増加してきている.しかし現行の福祉制度は身体障害が中心であり,1995年の精神保健福祉法の制定によっても未だ福祉サービスは十分とはいえないのが現状である.
脳外傷急性期では一般的な医学的リハビリテーションで対応されているが,亜急性期,慢性期になり,運動機能の障害はある程度改善され,認知機能障害のみ残存する状態になると,医療関係者においても,その問題点は十分には理解されていない.また理学療法士をはじめ,作業療法士,言語療法士,臨床心理士,社会福祉士など多くの専門職種によるチームアプローチを必要とするが,対応できている医療機関も少ない.
Q & A
低出力レーザー治療器の長期使用による副作用について
著者: 濱出茂治
ページ範囲:P.440 - P.440
Q 物理療法スーパーライザー,レーザーを実施していますが,副作用を心配しています.アレルギーなど,長期使用に伴う危険性はないのでしょうか?(Ⅰ生/長野県)
A 物理療法で用いられる低出力レーザー治療器は,主に気体を媒体としたHe-Neレーザー,半導体のgallium-alminum-arsenide laserがよく知られている.これらのレーザー波長はほとんど近赤外線と近似している.最近,臨床領域でよく使用される治療装置として,スーパライザー(東京医研製)がある.この装置はレーザー光ではないが,光ファイバーを使って直線偏光させるもので,基本的にレーザー光と近似している.出力は1,800mWと非常に高く,加熱作用が強い.
入門講座 面接技術・2
患者・家族との支持的(supportive)面接(1)
著者: 鶴田光子
ページ範囲:P.441 - P.445
Ⅰ.はじめに
リハビリテーションの過程において,患者・家族にとって理学療法士の存在は極めて大きい.それゆえ,理学療法士との面接も患者・家族にとって重要な意味を持つ.ここでは実際の訓練,臨床の場面で生じるさまざまの患者・家族との面接,殊に支持的(supportive)面接について,患者・家族のモチベーションを中心に述べてみたい.基本的な面接の心得,技法等は前号で述べられていると思うので,ここでは具体的な訓練場面での事例に沿って説明する.しかし,これは理学療法士に限らず,他の職種にも共通する視点であることも申し述べておく.
筆者は現職に就く前,1997年3月までソーシャルワーカーとして19年間,神奈川県の大学病院,および関連の地域中核病院に勤務していた.その時の経験を中心に他の機能を持つ施設,地域での訓練場面なども視野に入れて述べたつもりである.なお,事例については当然ながら秘密保持の観点から配慮を加えてある.
1ページ講座 義肢装具パーツの最新情報・6
高齢者・小児・スポーツ用義足
著者: 大藪弘子 , 町田勝広 , 高瀬泉
ページ範囲:P.446 - P.448
今回は本講座の6回目として,高齢者,小児,スポーツ用の義足について概説してみたい.下肢切断者のリハビリテーションに携わるスタッフは,チームアプローチを通して身体機能,生活パターン,生き甲斐など多面にわたって的確に評価し,いかにライフスタイルを考慮したゴール設定ができるかか問われるところである.
講座 難病・6
神経難病に対する理学療法
著者: 内山靖 , 酒井保治郎 , 岡本幸市
ページ範囲:P.449 - P.456
はじめに
本講座「難病」のシリーズでは,厚生省特定疾患の中から,特に理学療法の適応となりやすい疾患の発症メカニズムや診断にかわわる最新知見が,主として分子生物学的アプローチの成果とともに紹介されてきた.最終回の本稿では,これまでの進歩を踏まえて,実際の治療を展開する上での現状と課題を理学療法の視点から概観することとした.また,前回までの講座で触れられていない脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration;SCD)については,項を設けて具体的に触れた.
プログレス
筋収縮時のフラクタル特性―最大エントロピー法による周波数分析の意義
著者: 永田晟
ページ範囲:P.458 - P.461
1.はじめに
何らかの運動実施時には筋放電が現れ,筋線維(フィラメント)の滑走が起こっている.それが筋電図(electromyogram;EMG)であり,末梢部の電気信号として捉えられ,筋収縮力のレベル評価と診断に用いられている.筋電図は末梢の筋収縮機能の表出された生体信号として捉えられることが多く,運動単位(motor unit;MU)として評価される.しかし実際には,中枢神経系からの命令(motor drive;MD)が大きく関与して運動単位や筋電図を変動させている.
こうした中枢神経系の支配を非侵襲的な手法で見出すことがフラクタル(fractal)分析であり,生体信号の周期性,変動,ゆらぎ,複雑性,カオス(乱れ)を解明することにつながっている.本稿では,筋電図の最大エントロピー法(maximum entropy method;MEM)による周波数分析結果を高速フーリエ変換法(fast Fourier transform;FFT)と比較しながら,フラクタル的な成分の解析を中心に述べる.
新人理学療法士へのメッセージ
理学療法士としての心構え
著者: 石川玲
ページ範囲:P.462 - P.463
第33回理学療法士国家試験を見事に突破し,新しく理学療法士の道を歩み始めた皆さん,悲願達成おめでとうございます.心から拍手を送ります.
皆さんはすでにそれぞれの職場で仕事に励んでいることと思います.職場の環境や仕事の手順にも幾分慣れた頃でしょう.けれども,担当患者さんの評価・治療に四苦八苦し,あっという間に1日が終わり,夜には寝床でバタンキューという日々を送っているに違いありません.就職して1年目は,臨床実習がそうであったように,何が何だかわからないうちに,あっという間に過ぎ去るものです.
新人の皆さん,理学療法士というプロ意識をもって下さい
著者: 永井聡
ページ範囲:P.464 - P.465
#理学療法士は職人である
理学療法とは技術である.技術職である以上,我々の世界に入ったら修行するのである.板前や大工だったら,親方や棟梁から技を盗み,怒られながらせっせと技術を習得していくものだが,幸いにして(私は不幸にしてだと思うが……)我々理学療法士は,国家試験に合格してしまうと,一人前とみられ,それに甘んじることもできる.また,各県士会で新人教育プログラムなどというものができ,マニュアルに従い,それなりの理学療法士になっていくのが現状であろう.
理学療法が技術として国から認められ,診療報酬として患者さんからお金をもらっている以上,患者に行ったことは治療でなくてはいけないと私は思う.何にも考えずに行っているROM訓練や筋力強化,付き添いの素人さんと同じようなトランスファーや介助の仕方を行っていて,患者さんからお金をもらえるのだろうか? 誰にでもできる仕事ならお金は取れない.それが技術ではないだろうか.
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文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.468 - P.469
編集後記 フリーアクセス
著者: 鶴見隆正
ページ範囲:P.472 - P.472
ゴールデンウィークの前半は雨模様でしたが,後半はスカッとさわやかに晴れ上がり,家族で海に山に出かけて自然を満喫された方,あるいはスポーツに汗を流された方も多かったことでしょう.
本号の特集は「身体障害者スポーツ」です.去る3月14日,障害者スポーツの頂点を目指す長野冬季パラリンピックが盛況裡に幕を閉じましたが,世界32か国から参加した約1,200名の選手が繰り広げる潑刺とした競技姿に深い感動を覚えた方は多かったはずです.それは日本選手団のメダル獲得数が41個という大活躍もさることながら,強化合宿や日々の練習によって鍛え抜かれた運動機能とチェアスキー等の用具開発とがうまくマッチした技の連続に興奮したからではないでしょうか.
基本情報

バックナンバー
58巻12号(2024年12月発行)
特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
58巻11号(2024年11月発行)
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58巻10号(2024年10月発行)
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58巻9号(2024年9月発行)
特集 最適な非対称性動作を考える
58巻8号(2024年8月発行)
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58巻7号(2024年7月発行)
特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
58巻6号(2024年6月発行)
特集 足病—あしを救って機能も救うために
58巻5号(2024年5月発行)
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58巻4号(2024年4月発行)
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53巻10号(2019年10月発行)
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53巻9号(2019年9月発行)
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53巻8号(2019年8月発行)
特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
特集 オリンピック・パラリンピック—世界と向き合うために
52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
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52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
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52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
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52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望