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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル32巻6号

1998年06月発行

文献概要

Q & A

低出力レーザー治療器の長期使用による副作用について

著者: 濱出茂治1

所属機関: 1金沢大学医学部保健学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.440 - P.440

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 Q 物理療法スーパーライザー,レーザーを実施していますが,副作用を心配しています.アレルギーなど,長期使用に伴う危険性はないのでしょうか?(Ⅰ生/長野県)

 A 物理療法で用いられる低出力レーザー治療器は,主に気体を媒体としたHe-Neレーザー,半導体のgallium-alminum-arsenide laserがよく知られている.これらのレーザー波長はほとんど近赤外線と近似している.最近,臨床領域でよく使用される治療装置として,スーパライザー(東京医研製)がある.この装置はレーザー光ではないが,光ファイバーを使って直線偏光させるもので,基本的にレーザー光と近似している.出力は1,800mWと非常に高く,加熱作用が強い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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