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文献概要
入門講座 面接技術・2
患者・家族との支持的(supportive)面接(1)
著者: 鶴田光子1
所属機関: 1北海道医療大学看護福祉学部医療福祉学科
ページ範囲:P.441 - P.445
文献購入ページに移動 Ⅰ.はじめに
リハビリテーションの過程において,患者・家族にとって理学療法士の存在は極めて大きい.それゆえ,理学療法士との面接も患者・家族にとって重要な意味を持つ.ここでは実際の訓練,臨床の場面で生じるさまざまの患者・家族との面接,殊に支持的(supportive)面接について,患者・家族のモチベーションを中心に述べてみたい.基本的な面接の心得,技法等は前号で述べられていると思うので,ここでは具体的な訓練場面での事例に沿って説明する.しかし,これは理学療法士に限らず,他の職種にも共通する視点であることも申し述べておく.
筆者は現職に就く前,1997年3月までソーシャルワーカーとして19年間,神奈川県の大学病院,および関連の地域中核病院に勤務していた.その時の経験を中心に他の機能を持つ施設,地域での訓練場面なども視野に入れて述べたつもりである.なお,事例については当然ながら秘密保持の観点から配慮を加えてある.
リハビリテーションの過程において,患者・家族にとって理学療法士の存在は極めて大きい.それゆえ,理学療法士との面接も患者・家族にとって重要な意味を持つ.ここでは実際の訓練,臨床の場面で生じるさまざまの患者・家族との面接,殊に支持的(supportive)面接について,患者・家族のモチベーションを中心に述べてみたい.基本的な面接の心得,技法等は前号で述べられていると思うので,ここでは具体的な訓練場面での事例に沿って説明する.しかし,これは理学療法士に限らず,他の職種にも共通する視点であることも申し述べておく.
筆者は現職に就く前,1997年3月までソーシャルワーカーとして19年間,神奈川県の大学病院,および関連の地域中核病院に勤務していた.その時の経験を中心に他の機能を持つ施設,地域での訓練場面なども視野に入れて述べたつもりである.なお,事例については当然ながら秘密保持の観点から配慮を加えてある.
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