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Case Presentations
ニューロパシックペインに対する理学療法
著者: 神戸晃男1 山口昌夫1
所属機関: 1金沢医科大学病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.597 - P.601
文献購入ページに移動 Ⅰはじめに
ニューロパシックペインは,神経が何らかの障害を受けて痛覚伝導系に異常が生じる結果として発症する1).
筆者らは腕神経叢引き抜き損傷後,幻肢痛,幻肢のしびれを伴った症例を経験した.この激しい幻肢痛は,当初,星状神経節ブロック療法で軽度の改善をみたが,その後も依然として強い幻肢痛が続いたために,途中から除痛を目的として理学療法を施行,幻肢痛はほぼ消失したので,その経過と治療内容について考察を加えて報告する.
ニューロパシックペインは,神経が何らかの障害を受けて痛覚伝導系に異常が生じる結果として発症する1).
筆者らは腕神経叢引き抜き損傷後,幻肢痛,幻肢のしびれを伴った症例を経験した.この激しい幻肢痛は,当初,星状神経節ブロック療法で軽度の改善をみたが,その後も依然として強い幻肢痛が続いたために,途中から除痛を目的として理学療法を施行,幻肢痛はほぼ消失したので,その経過と治療内容について考察を加えて報告する.
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