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短報
ラットヒラメ筋の廃用性萎縮予防に及ぼす筋伸張位保持時間の影響
著者: 山崎俊明1 立野勝彦1 塚越智2
所属機関: 1金沢大学医学部保健学科理学療法学専攻 2金沢大学附属病院理学療法部
ページ範囲:P.834 - P.835
文献購入ページに移動骨格筋の廃用性萎縮予防は,理学療法における重要な課題の1つである.特に下肢筋では,荷重が効果的である1).ところが,臨床的には荷重できない状況も多く,その場合は免荷での対策が必要となる.
筋は短縮位に固定すれば萎縮し,伸張位に固定すれば萎縮を防ぐことができる2).しかし,萎縮予防目的に伸張位固定をすれば,拮抗筋に萎縮がおこる.そこで,我々は臨床的に可能な短時間(20分)の筋伸張位保持の効果を検索してきた3,4).
本研究の目的は,伸張位保持時間の違いによる萎縮予防効果を調べ,臨床に参考となる基礎データを得ることである.
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