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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル33巻12号

1999年12月発行

文献概要

特集 予後予測

脳血管障害の予後予測

著者: 半田健壽1 星文彦2

所属機関: 1東北大学医学部附属病院中央リハビリテーション部 2東北文化学園大学リハビリテーション学科

ページ範囲:P.870 - P.877

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 1.はじめに

 予後とは,罹病した患者の経過についての医学上の見通しである(広辞苑).ならば,脳卒中患者の機能的予後の予測は機能回復予測と捉えることが許容されるであろう.脳卒中患者の機能回復予測は,患者の個人特性や臨床症候,機能状態などの変数を利用して可能である.

 本稿では脳卒中患者の機能的予後の予測研究,脳卒中後の帰結に影響を与える要因を概観し,リハビリテーション医療における機能回復予測システム,および歩行機能回復予測システムについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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