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プログレス
筋張力計算のリハビリテーション医学への応用
著者: 江原義弘1
所属機関: 1神奈川リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.926 - P.926
文献購入ページに移動 OT・PTの教育機関に歩行分析装置が導入され,また理学療法の一環として一部の機種ではこれらを用いた歩行評価が診療報酬の対象となり始めるなど,大がかりなシステムを用いた運動分析が少しずつ浸透しているとはいえ,一般の読者の方にはまだなじみの薄いものであろう.しかしこれから述べることはリハビリテーション医学や理学療法訓練についての研究に対して大変な潜在能力を秘めたものなのでその概略を述べ,もし読者諸氏がそれに触れる機会があるならぼ是非ご活用されることを望むものである.
皆さんは臨床のなかでサイベックスマシンなどの筋力計測装置を用いて筋力(または筋トルクともいう)を計測したことがあろう.これによって筋力訓練の成果がどれくらいかが評価できる.この際,ある特定の日常生活動作中にある関節にどれくらいの筋トルクが必要とされているか,あるいはその対象者がその動作中にどの程度の筋トルクを発揮しているか,などを知りたくはないだろうか?
皆さんは臨床のなかでサイベックスマシンなどの筋力計測装置を用いて筋力(または筋トルクともいう)を計測したことがあろう.これによって筋力訓練の成果がどれくらいかが評価できる.この際,ある特定の日常生活動作中にある関節にどれくらいの筋トルクが必要とされているか,あるいはその対象者がその動作中にどの程度の筋トルクを発揮しているか,などを知りたくはないだろうか?
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