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特集 最新・バイオフィードバック療法
嚥下障害に対するバイオフィードバック療法
著者: 植田耕一郎1
所属機関: 1東京都リハビリテーション病院歯科
ページ範囲:P.94 - P.100
文献購入ページに移動 1.はじめに
嚥下障害は,誤嚥性肺炎などの致命的な合併症を発生させるばかりではなく,リハビリテーション訓練の停滞を招く原因ともなっている.当障害は職種を問わず古くからある新しい問題であるが,その対応法については,近年急速な発展を遂げている.
一般的にバイオフィードバック療法は,麻痺した筋の促通(facilitation),過度の緊張の抑制(inhibition),筋力増強(muscle strengthening),および巧緻運動(coordination)の獲得のために行われる.嚥下障害に対するバイオフィードバック療法は,患者の視覚と聴覚受容器に入力しながら,特に麻痺した嚥下器官の促通と筋力増強を行うものである.
本稿では,表面筋電,超音波画像,および舌圧計を応用したバイオフィードバック療法について紹介する.
嚥下障害は,誤嚥性肺炎などの致命的な合併症を発生させるばかりではなく,リハビリテーション訓練の停滞を招く原因ともなっている.当障害は職種を問わず古くからある新しい問題であるが,その対応法については,近年急速な発展を遂げている.
一般的にバイオフィードバック療法は,麻痺した筋の促通(facilitation),過度の緊張の抑制(inhibition),筋力増強(muscle strengthening),および巧緻運動(coordination)の獲得のために行われる.嚥下障害に対するバイオフィードバック療法は,患者の視覚と聴覚受容器に入力しながら,特に麻痺した嚥下器官の促通と筋力増強を行うものである.
本稿では,表面筋電,超音波画像,および舌圧計を応用したバイオフィードバック療法について紹介する.
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