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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル33巻4号

1999年04月発行

文献概要

あんてな

第20回九州理学療法士・作業療法士合同学会を開催して

著者: 山田道廣1

所属機関: 1白石共立病院理学療法科

ページ範囲:P.274 - P.275

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 現在わが国では,8つのブロック(北海道,東北,関東甲信越,東海北陸,近畿,中国,四国,九州)でブロック学会が開催されているが,九州ブロックだけはPTとOTで合同学会が開催されている.九州地区は古くからリハビリテーションの普及・発展に先駆的役割を担ってきた.特に服部一郎先生や細川忠義先生や和才嘉昭先生が指導的役割を果たしてきた経緯がある.九州リハビリテーション大学校が1966年に開校し,九州地区の理学療法や作業療法の学問的基盤をつくり多くのブレーンを輩出してきたといっても過言ではない.筆者は昭和55年に佐賀県に赴任し,それ以前のことは不詳なため,九州リハ大の橋元隆先生に情報を提供していただき,これまでの九州PT・OT合同学会の歩みを紹介していきたい(表).

 記念すべき第1回は北九州市の産業医大で開催された.学会長は下畑博正先生で,第1回九州地区理学療法士研修会と命名され,「片麻療の治療を考える」というテーマで,服部一郎先生,三好正堂先生,松村秩先生,奈良勲先生らを講師として迎え,講演とディスカッションで参加者に深い感銘を与えた,と下畑先生は述べておられる.ちょうど福岡県士会が設立10周年を迎えた時期でもあり,記念すべき研修会にしたいという要望から開催を引き受けたとお聞きしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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