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編集後記
著者: 内山靖
所属機関:
ページ範囲:P.382 - P.382
文献購入ページに移動 第33巻5号の特集は,「学際的分野での理学療法士の研究活動」です.
理学療法の科学的基盤は,多くの学問領域と密接な関連を持ちつつ形作られています.これまで既存の医学生物学的領域の知識を応用することが多かった理学療法士も,自らが積極的に学問的な確立にも関わるようになってきました.この背景には大学・大学院での理学療法学専攻の開設や,科学的実証に基づく医療の推進など社会情勢とも無関係ではありません.また,学際領域としての理学療法を模索することは,理学療法固有の研究テーマを系統的に検討すことを押し進める原動力ともなります.
理学療法の科学的基盤は,多くの学問領域と密接な関連を持ちつつ形作られています.これまで既存の医学生物学的領域の知識を応用することが多かった理学療法士も,自らが積極的に学問的な確立にも関わるようになってきました.この背景には大学・大学院での理学療法学専攻の開設や,科学的実証に基づく医療の推進など社会情勢とも無関係ではありません.また,学際領域としての理学療法を模索することは,理学療法固有の研究テーマを系統的に検討すことを押し進める原動力ともなります.
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