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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル33巻7号

1999年07月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法評価のコツ・7

疼痛

著者: 鈴木重行1

所属機関: 1名古屋大学医学部保健学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.520 - P.520

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 臨床あるいは研究でわれわれ理学療法士が疼痛を評価する目的は,①その時点での疼痛の程度を客観化するため,②経時的な変化による理学療法の効果を判定するため,③疼痛の原因を探るためなどである.しかし,臨床の現場では種々の要因により,疼痛の程度を客観化することはあまりされず,疼痛が「強い」「弱い」あるいは「増強した」「軽減した」と理学療法士が判断し,カルテに記載しているのが現状であろう.疼痛をより客観的に把握するには,既存の各評価法の特徴を理解して日常的に使用することと,疼痛の病態について考える習慣を身につける必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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