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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル33巻9号

1999年09月発行

文献概要

書評

―鈴木重行(編集)―IDストレッチング Individual Muscle Stretching

著者: 柳澤健1

所属機関: 1東京都立保健科学大学

ページ範囲:P.630 - P.630

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 ストレッチングに関する成書は数多く出版されているが,この「IDストレッチング」ほど理学療法士にとって有益な書は他にないと思われる内容である.筋肉の解剖学・生理学的な基本知識が理解し易く記載され,個々の筋ストレッチング法が鮮明な写真とイラストで表現されている.

 筋ストレッチングには,①反動をつけたバリスティック・ストレッチング,②静的ストレッチング,③ホールドリラックス(PNFストレッチング)の3通りがある.①は伸張反射を助長し筋緊張が逆に亢進してしまうことから,現在の理学療法では②と③が使用されている.本書ではべーシック法(②)とコントラクト法(③)の2手技を使用している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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