今月号の特集は「理学療法士のアイデンティティー」である.“汝自身を知れ”は,古代ギリシャの哲人ソクラテスの言である.“身の程知らず”とはその逆説か? それはともかく,個人にはそれぞれ自意識があり,常に自己を知る立場にありながら,自己認識は他者を認識することよりも難しい自己認識は所詮,鏡に映る自己の像を観なければならないように,他者を介して認識する過程ともいえる.そして,自己を知ることなしに,自己が望む生ぎざまを創造することは困難であろう.これは理学療法士以前の個人として,また理学療法士である個人にも当てはまることではないだろうか.今回の特集はこのような意図で企画した.
雑誌目次
理学療法ジャーナル34巻1号
2000年01月発行
雑誌目次
特集 理学療法士のアイデンティティー
理学療法士のアイデンティティーとは―2000年への巻頭言:理学療法の将来展望
著者: 内山靖
ページ範囲:P.4 - P.10
1.はじめに
我が国に理学療法士が誕生して30数年が経過したが,その間の理学療法士を取り巻く環境の変化は著しい.文化は,過去を振り返るとともに将来を模索する試みが幾度となく行われる過程で,小さな周期が繰り返されてそれが大きな周期のなかに取り込まれて全体として発展していく性質を有しており,理学療法も例外ではない.その意味から,これまでも折に触れ,理学療法士誕生から将来までを志向する企画がなされて礎を確かなものとし,裾野の拡がりと範囲を拡大してきた.
2000年を迎えるにあたって,改めて「理学療法士のアイデンティティー」を問うことは,近年の急速な環境の変化に適応しながら,健全な理学療法を目指すうえで重要なプロセスである.本特集では個人のそれぞれの立場から理学療法士のアイデンティティーが述べられ,そのほかにこれまでの変遷と理学療法体系の再構築が模索・提言される構成になっている.
本小論は個人の立場を強調した内容ではなく全体を眺める使命をもつが,その内容が執筆者の年齢,理学療法士としての経験年数,理学療法を展開しているフィールドなどに左右されることは避けられない.筆者は理学療法士のなかでは第2あるいは第3世代に属しており,理学療法の成立過程や初期の実際については諸先輩からのご指導や書籍を通じて得た知識でしか過ぎない.一方,養成施設が増加する前に卒後教育を終えているため,現在とは明らかに異なる環境に属していることも確かである.
本稿では,理学療法の将来展望を模索するなかで理学療法士のアイデンティティーについて考えることを骨子とする.具体的には,理学療法士と個人的および社会的アイデンティティーを眺めて,理学療法を取り巻く環境の変化とアイデンティティーを整理した上で,理学療法学の確立を通してアイデンティティーの発達について考えてみたい.
理学療法士のアイデンティティーとは―理学療法体系の再構築
著者: 奈良勲 , 藤村昌彦 , 峰久京子
ページ範囲:P.11 - P.16
1.はじめに
昭和40年6月29日に法律137号として,理学療法士及び作業療法士が制定公布された.これは我が国の医学的リハビリテーション分野のうち,理学療法が本格的に発展する契機となった歴史的出来事であった.
昭和41年には,理学療法士を会員とする専門職団体として「理学療法士の人格,倫理及び学術技能を研鑽し,わが国の理学療法の普及向上を図るとともに国民保健の発展に寄与することを目的」として,110名の有志により日本理学療法士協会が設立された.それから34年が経過するなかで,理学療法(士)に係わる諸々の事柄が変遷してきたのは周知のごとくである.
本号の特集は,「理学療法士のアイデンティティー」である.Identity,アイデンティティーとは自己同一性(広辞苑:ある人の一貫性が成り立ち,それが時間的・空間的に他者や共同体にも認められていること)となっているが,自己認識,あるいは自己の存在性とその認識とがどれだけ明確であるか否かであろう.
アイデンティティーを自分の価値基準と表現する人もいるが,各人が自分自身をいかに認識しているか,そしてそれが他者や社会にも認知されているかといえる.これは各個人についていえることであるが,本号の特集は,理学療法士としてのアイデンティティーを問うことが企画の意図であることから,ここでは理学療法士としての自己同一性,自己認識,あるいは価値基準といった命題を議論することが本論の基本目的となる.しかし,副題が「理学療法体系の再構築」となっていることから,理学療法士のアイデンティティーと歴史的に変遷している理学療法体系との相関性を軸にして議論を展開する必要性があると考える.
これはそれぞれの時代に理学療法士が価値ある理学療法体系を構築することが理学療法士のアイデンティティーそのものであるとの仮説に基づく.よって,それぞれの時代における理学療法士のアイデンティティーと理学療法体系との関係を無視した議論は成立しないと考える.更に,広辞苑にもあるように,理学療法士のアイデンティティーとしての理学療法体系は他者・社会にも承認されることが必須となる.
理学療法士として生きる―個人の立場から
理学療法士のアイデンティティーと理学療法学/理学療法士のアイデンティティー―基礎研究の立場から/理学療法士の専門性を基盤として/福祉・保健領域のPTの立場から/理学療法士の“専門性”の集大成/「個」の確立と職業としてのアイデンティティー/理学療法の専門性を学問体系として確立するために/組織としてのアイデンティティーを考える
著者: 坂本年将 , 山崎俊明 , 大峯三郎 , 久富ひろみ , 秋田裕 , 遠藤敏 , 松永広枝 , 菅原巳代治
ページ範囲:P.17 - P.31
1.理学療法士のアイデンティティーとは
「アイデンティティー」の邦訳をあれこれと考えてみたが,どうもぴったりする言葉が見つからない.辞書には「身分証明書」という訳語もあるが,理学療法士の免許証について議論することが今回の特集の目的ではないようだ.少し意訳して今回の議論を定義するなら,「理学療法士とは何か」ということになるだろうか.
「理学療法士免許証」は“ID”にはなるが,問題への十分な解答にならないことは明確である.ここではIDをもった人の仕事の中身を議論することが目的だ.「高価な車に乗っている」などは立派なステータスシンボルにはなるが,理学療法士のアイデンティティーを決定するものではない.「斬新な髪型」の類は,アイデンティティーではなく,トレードマークである.プロテニスプレーヤーのアンドレ・アガシの甘いマスクにアガシを感じる女性ファンがいるかもしれないが,私はやはり彼が強烈なショットを相手コートに打ち込めるからこそ,アガシなのだと思う.
とびら
いま,想うこと
著者: 藤井満由美
ページ範囲:P.1 - P.1
みなさんは,「ジョーブラックをよろしく」という映画を観たことがありますか?昨年の映画なのですが,また観たいなあといっていた私の言葉を覚えていて,娘がビデオを借りてきてくれました.愛をテーマにした映画は数多くあり,この映画もその1つですが,一風変わっています.
死期が近づいた大会社の社長に「死」の霊が迎えに来たのですが,人間に興味をもっていたその霊は,青年の肉体を奪って社長の家庭に入り込み,そこで家族の愛,男女の愛に触れることで,人間の「愛」と「生」のすばらしさを学んでいくというストーリーです.久しぶりにまたこの映画を観て,家族って,人間って,そして生きてるっていいなあ,と思いました.
入門講座 人工呼吸器管理下の患者の理学療法・1
人工呼吸器の構造と使用法
著者: 石川朗 , 山下康次 , 三浦利彦 , 管野敦哉
ページ範囲:P.33 - P.38
Ⅰ.はじめに
人工呼吸器による呼吸管理を受けている症例を初めて担当するとき,戸惑いを感じた人は多いと思われ,まだその経験のない人にとって人工呼吸器は特殊な機器と思われるかもしれない.実際に筆者自身もそうであった.更に,人工呼吸器に関する書物を読むと,略語の理解に難渋し,臨床での設定モードの意味について十分に理解するのは容易でない.
人工呼吸器の歴史は,ポリオに対し考案された陰圧式人工呼吸器,いわゆる鉄の肺に始まり,続いて陽圧式換気法の導入と術後呼吸管理への応用,更に酸素化不全に対する種々のモードや換気法の開発へと発展してきた.その対象は術後の呼吸管理,成人呼吸窮迫症候群(adult respiratory distress syndrome:ARDS),集中治療室(ICU)における外傷や熱傷症例,神経筋疾患などが代表的なものとして挙げられるが,陳旧性肺結核等のⅡ型呼吸不全や睡眠時無呼吸症候群などにも適応されている.
近年,人工呼吸器管理下にある症例の呼吸管理として理学療法が導入される機会が増えつつある.その理由は,第1にICUにおいて理学療法士が関与できる施設が多くなったこと,第2に非侵襲的陽圧換気(noninvasive positive pressure ventilation;NPPV)の進歩により在宅人工呼吸療法(home mechanical ventilation;HMV)が盛んに行われるようになったからである.これからも,そうした機会は更に増えるものと予想される.本稿では,人工呼吸器管理下にある患者の理学療法の経験が少ない理学療法士を対象に,人工呼吸器の構造や使用法の基礎について説明する.
講座 臨床をいかす動作分析・1
臨床における動作分析の進め方/[付]卒前教育からみた動作分析の困難さ
著者: 吉田剛 , 臼田滋 , 内山靖
ページ範囲:P.39 - P.45
はじめに
近年,理学療法の効果判定をめぐる議論が盛んである.そのために根拠のある治療の必要性が提唱され,動作分析の位置づけも検査・測定の一項目としての存在から,治療を展開するうえでの中心的な存在に変化してきている.
しかし,臨床においてどのように動作分析を進め,記録として表現するかについては大変に難しく,標準化されるまでにまだ多くの議論が必要である.本稿では,これまでの動作分析の現状を踏まえたうえで,臨床の立場から1つの方向性を提示してみたい.
プログレス
ALSの呼吸筋麻痺と呼吸器装着―最近の考え方―「今までのALS観」から「新しいALS観」への進展
著者: 林秀明
ページ範囲:P.46 - P.48
ALSと呼吸筋麻痺との歴史を振り返ると,1869年にCharcotがALSを報告した早期から,ALSは発症から3~4年で呼吸筋麻痺で死亡する疾患と考えられてきた.そのため,ALSの臨床病理像は呼吸筋麻痺までの枠で確立され,それが世界に共通のALSの普遍的な像として教科書に記され,そのまま医師から医師へと引き継がれ,一般の人々へと敷衍されてきた.筆者は永年引き継がれてきた,このALSの考えを「今までのALS観」と呼んでいる.
呼吸筋麻痺をターミナル(死)とする「今までのALS観」の立場では,呼吸筋麻痺を越えて,いま現在,呼吸器の補助で生活しているALS患者・家族は,“ALSの枠をこえた対象外”と考え,その存在が無意識に否定される危険性があることに留意する必要がある.
TREASURE HUNTING
ネットで障害者を支援する―村田雅人氏(中谷整形外科医院)
著者: 編集室
ページ範囲:P.49 - P.49
社内のLANで送られてくるメールをすぐ削除し,内線電話でコミュニケーションをとっている編集子と,今月ご登場いただいた村田雅人氏とは,どうも人種が異なるようだ.送られてきた資料には幾つものホームページアドレスが記載されていて,一瞬,頭が痛くなったものだ.それでも,気を取り直して村田氏のホームページにアクセス,バクバクの会(人工呼吸器をつけた子の親の会),意思伝達装置,画廊と題したホームページが次から次へと開かれてくる.いずれも,神経難病などの病気を持ちながら生活されている方を支える情報交換のページだ.地球規模で広がっている情報ハイウェーの威力に改めて目を見張ったというのが,率直な感想である.
あんてな
インターハイ支援と理学療法士
著者: 小野寺育男 , 佐藤哲哉 , 坂本佳子 , 佐藤晋樹
ページ範囲:P.50 - P.51
“飛びたとう岩手の空に夢はせて”を大会スローガンとして'99岩手総体(平成11年度全国高等学校総合体育大会)が8月1日から開催され,20日間に及ぶ熱戦が28競技31種目で繰りひろげられた.
規模や内容においても,高校生最大のスポーツの祭典である全国高等学校総合体育大会(インターハイ)は,昭和23年の全国高等学校体育連盟の創設以来の長い歴史をもち,高等学校教育の一環として,高校生に広くスポーツ実践の機会を与え,技能の向上とスポーツ精神の高揚を図り,心身ともに健全な高校生を育成するとともに,高校生相互の親睦を図ろうとするものである.
Q & A
電磁波と精密医療機器について
著者: 篠原英記
ページ範囲:P.52 - P.52
Q 電磁波は精密医療機器やペースメーカー等に影響を与えるといわれ,携帯電話の使用も禁止されているほどですが,理学療法で使用する物療機器のマイクロ波の発する強力な電磁波が医療機器に与える影響は全くないのでしょうか?(K生/千葉県)
A 日常使用されているトランジスタ製電気機器の多くは電磁波により誤作動を起こす可能性があります.手術室,ICU,CCUなどで使用される呼吸循環補助装置やペースメーカーのような医用電子機器も誤作動する可能性があります.それらの機器が存在する場所では,電磁波を強く発信する機器の持ち込みや使用が強く規制されています.近年普及の著しい携帯電話が特に注目されています.携帯電話の使用者は電磁波を視認することができず,その影響がはっきりと理解できていないため使用に関する指針が遵守されず,社会問題となっています.
原著
短時間フーリエ変換(STFT)を用いた歩行時中殿筋の量・質的評価の試み―健常者と変形性股関節症患者の時間周波数特性
著者: 加藤浩 , 藤野英次郎 , 上島隆秀 , 城石晴子 , 時枝美貴 , 高杉紳一郎 , 神宮寺誠也 , 野口康男 , 岩本幸英
ページ範囲:P.53 - P.59
はじめに
筋の定量的評価法として表面筋電図(以下EMG)はよく知られている.そして量的評価としての積分筋電図解析(以下,積分解析)や質的評価としての周波数解析などが行われている.特に後者では平均周波数を算出し,主に静的状態で筋疲労や運動単位の活動様式の推定が行われている1-2).
しかし,高速フーリエ変換(fast Fourier transform:以下FFT)は解析手法上,EMG波形の信号を周波数情報のみに変換するため,ある特定時間のパワースペクトルやそのパワースペクトルの時間的変化をとらえることは困難である.しかし動的な身体活動の解析においては,筋の質的変化がどの時点(時間)で起きたかをとらえることは,臨床上高い関心事項であり,時間情報は非常に重要である.
そこで今回,この欠点を補うべく周波数情報と時間情報を同時に解析できる短時間フーリエ変換(shorttime Fourier transform:以下STFT)と呼ばれる手法を用いることで,従来のFFTでは困難であった時間周波数特性を明らかにすることを試みた(図1).
1ページ講座 診療記録・1
円滑な診療記録の工夫
著者: 荒木茂
ページ範囲:P.60 - P.60
1)はじめに
診療記録は診療報酬を得るための保険請求の根拠として必ず書かなくてはいけないものである.
「理学療法(Ⅰ)または(Ⅱ)の実施に当たっては,理学療法士はすべての患者の機能訓練の内容の要点及びその実施時刻の記録を作成する.」(平6.3.16保険発25)と記載されている.ここでは機能訓練の内容と実施時刻とあり,その他の書くべき事項には特に記載がない.ほとんどの理学療法士は1日に多くの患者の診療を行い,その合い間に記録を書かなければならず,診療を実施した時刻を記載するだけでも大変なことだろう.
複雑40分,簡単15分以上,複雑は1日12人以内,簡単は36人以内と決められているが,患者数と治療時間をかけると480分になり,8時間労働のなかで実施するとすれば理学療法士は記録を書くどころか便所へ行く暇もない.25人患者を診たら25冊の診療記録を書く時間が必要になる.診療記録の出し入れを含めて,1冊に2分間かけようものなら50分もかかってしまう.こんな無茶な施設基準の規則のなかで縛られている以上,理学療法士は記録を充実させる意欲さえも失ってしまうだろう.
筆者はいくつかの病院に勤務し,また現在の石川県リハビリテーションセンターを開設するための準備室に勤務する機会を得た.その時に,いかに記録を書く環境づくりをするかについて工夫してきたので,その点について述べさせていただきたい.
報告
身体障害者に対する態度(ATDP)―保健学学生のATDPとATDP肯定化教育について
著者: 荻原新八郎
ページ範囲:P.61 - P.66
はじめに
普遍的に合意された態度の定義はない1)が,一般に態度は経験的に獲得されて固定された永続的な反応傾向のことをいう.近年,身体障害者に対する一般社会の関心は高まってきているものの,一般社会の身体障害者に対する態度(attitudes towards disabled persons;ATDP)は否定的であることが多い.否定的なATDPは,身体障害者の生活の質を低下させたり,自己実現を妨げる.
保健学を目指す学生は,家族や社会のもつATDPを身につけて入学してくる.ATDPは固定されたものでなく,在学中に得る知識や臨床経験を通して変化しうる.否定的なATDPとは,身体障害者を病者であり,依存的で,苦々しく,罪深く,無能で,性交渉は無く,事故に遭遇しやすく,嘆かわしく,非生産的である人間と認識する2)ことであり,リハビリテーションの成就を阻害する.
保健学の専門家,なかでも看護婦,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士は直接患者の指導に関わっており,彼らの言動は患者の動機づけに影響を及ぼす.しかし,保健学教育がATDPの観点から検証された報告は見当たらない.そこで,金沢大学医学部保健学科(以下,当学科)学生のATDPを測定し,彼らに対するATDP肯定化教育の可能性や,そのあり方について,本研究の結果を基に考えてみたい.ATDPの測定とは,ATDPという複雑な心理学的構成概念を,質問に対する言語的反応を介して数量的に測定する試みである.ATDPの変容とは,ある期間持続して持たれていたATDPが内外の要因によって変化することである.
ATDPの研究は「身体障害者に対する態度に関する尺度」が開発されて以来3),諸外国で多くなされてきた.一般社会のATDPは医療者のそれと同様4)であったり,医療者のほうが否定的な場合もある5).否定的なATDPをもつ医師には,治療を十分に施さなかったり,手控える傾向がある6).看護婦および小児保健施設の医療職員のATDPは,修業中に受けた教育によって改善した7).
本研究における仮説を以下に示す.
仮説1:大学生の大多数は入学するまで大半の時間を保護者の元ですごしてきた.したがつて「当学科新入生のATDPは専攻分野にかかわらず同じであろう」.
仮説2:女性のATDPは男性のそれよりも終始一貫して肯定的である4).ゆえに,「当学科の女子新入生は男子新入生に比べてATDPは肯定的であろう」.
仮説3:「患者に直接接して健康行動を促す分野を目指す学生,すなわち看護学・理学療法学・作業療法学専攻の新入生のATDPは,間接的な医療の分野を目指す学生,すなわち放射線・検査技術科学専攻の新入生のそれに比べると肯定的であろう」.
仮説4:当学科の編入学生は医療短期大学を卒業し,それぞれの専門分野の有資格者である.一般に,臨床経験を積むほど肯定的なATDPが育まれると考えられる.したがって「当学科編入学生のATDPは新入生のそれよりも高いであろう」.
Case Presentations
長期間の歩行トレーニングによって改善をみている外傷性脳損傷患者の1例
著者: 伊藤直樹 , 寺西利生 , 水野元実 , 鈴木晴子 , 大塚圭 , 岡西哲夫 , 小野木啓子 , 才藤栄一
ページ範囲:P.67 - P.71
Ⅰはじめに
外傷性脳損傷患者の歩行トレーニングは,意識レベルの低下,注意障害,動作の遅延,自発性の低下などの理由により,しばしば難渋する.また,その到達機能についても不明な点が多い.今回我々は,長期にわたり歩行トレーニングを行い,歩行能力の改善を認めた外傷性脳損傷患者の1例を経験したので,その経過とともにトレーニング方法について考察する.
ひろば
健康寿命の延長に対する理学療法士の役割
著者: 大渕修一
ページ範囲:P.32 - P.32
日本人の平均寿命は大変長くなりました.平成9年の調査では,男性77歳,女性83歳だそうです.寿命の短いアフリカのナイジェリアでは男性49歳,女性52歳です.また,100歳をこえる人は,リハ養成校が日本で最初に設立された昭和38年の66倍にもなったそうです.今を生きる我々にとって豊かな社会であることを実感します.
ところが,寿命が延びると同時に高齢人口の比率も増加してきたために,寿命の長短だけではなく,いかに健康で長生きできるかが新たな課題として浮上してきました.健康で長生きするにはどうすればよいのか?単純に考えれば,介護を要する障害の主要因である脳血管障害や心疾患などを予防すればよいということになります.こうした背景から,脳血管障害や心疾患の予防法が,様々なマスメディアで取り上げられています.
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文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.74 - P.75
編集後記 フリーアクセス
著者: 奈良勲
ページ範囲:P.78 - P.78
新年明けましておめでとうございます.経済が低迷している折りとはいえ,2000年という記念すべき節目の正月を迎えることができたこと自体に感謝したい気持ちです.
昨年は,開会式に天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ,第13回世界理学療法連盟学会が盛大に開催された,わが国の理学療法界にとって記念すべき年でした.それから早くも7か月が過ぎ,その余韻は大分薄らいでしまったと思います.
基本情報

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53巻12号(2019年12月発行)
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53巻8号(2019年8月発行)
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52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望