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Case Presentations
長期間の歩行トレーニングによって改善をみている外傷性脳損傷患者の1例
著者: 伊藤直樹1 寺西利生1 水野元実1 鈴木晴子1 大塚圭1 岡西哲夫1 小野木啓子2 才藤栄一2
所属機関: 1藤田保健衛生大学病院リハビリテーション科 2藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座
ページ範囲:P.67 - P.71
文献購入ページに移動外傷性脳損傷患者の歩行トレーニングは,意識レベルの低下,注意障害,動作の遅延,自発性の低下などの理由により,しばしば難渋する.また,その到達機能についても不明な点が多い.今回我々は,長期にわたり歩行トレーニングを行い,歩行能力の改善を認めた外傷性脳損傷患者の1例を経験したので,その経過とともにトレーニング方法について考察する.
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