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書評
―米本恭三,他(編)―リハビリテーションにおける評価Ver.2
著者: 丸山仁司1
所属機関: 1国際医療福祉大学理学療法学科
ページ範囲:P.723 - P.723
文献購入ページに移動 評価とは,各機能の検査測定,患者,家族および環境などの情報収集・分析により,その人の全体像を把握すること,すなわち,統合・解釈することである.評価は,リハビリテーション医療において基本的で,しかも必須な部分である.リハビリテーションの分野では,評価に始まって,評価に終わるといわれているように,評価の重要性は,誰でも認知している.リハビリテーションの効果判定を科学的に証明し,より効果のある治療の選択,治療法の開発,すなわち,科学的根拠に基づいた治療であるEBM(Edidence Based Medicine)が最近,叫ばれている.これらの効果判定で重要なことは,測定指標および評価表の選択である.このような時期に,本書が発行されたことは非常に有意義である.
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