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1ページ講座 診療記録・2
チャートを用いた評価記録の問題点と対策
著者: 杉元雅晴1
所属機関: 1富山県高志リハビリテーション病院理学療法科
ページ範囲:P.125 - P.125
文献購入ページに移動 脳血管障害患者の評価で使用するチャートを通じ,陥りやすい問題点と対策についてまとめてみる.検査の目的は,患者の障害像を確認し,医学的な障害予後に沿って効率的な治療計画を立案する資料を作成することである.それゆえ,チャートを数値で埋めるだけでなく,数値の意味を考え評定する工夫が必要である.
まず高次機能障害の有無の確認から始まり,ADL能力の確認,ROMの確認,関節位置覚障害,痙性麻痺のレベルの順に確認すると,各々の検査の有効性が保持でき,検査中のリスクも少なくなる.
まず高次機能障害の有無の確認から始まり,ADL能力の確認,ROMの確認,関節位置覚障害,痙性麻痺のレベルの順に確認すると,各々の検査の有効性が保持でき,検査中のリスクも少なくなる.
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