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プログレス
乳癌術後の水中運動療法
著者: 樫原文子1
所属機関: 1徳島県立中央病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.128 - P.129
文献購入ページに移動 1.はじめに
食生活の欧米化,乳癌研究・診断の著しい進歩も与かって,乳癌は本年中には女性の悪性腫瘍の第1位を占めるといわれている.その程度は早期発見された微小な癌からリンパ節転移をきたした重症な癌まで様々で,化学療法,放射線療法,外科手術などの治療面の進歩により,各種の合併症も少なくなり,早期に社会復帰できるようになっている.
また一方で,患者は精神的ダメージに苛まれ,化学療法や内分泌療法に伴う肥満や再発の恐怖と闘っている姿は今も昔と変わらない.そこで我々は,肥満対策やメンタルケアの目的で音楽を用いた水中運動プログラムを作成したので紹介する.
食生活の欧米化,乳癌研究・診断の著しい進歩も与かって,乳癌は本年中には女性の悪性腫瘍の第1位を占めるといわれている.その程度は早期発見された微小な癌からリンパ節転移をきたした重症な癌まで様々で,化学療法,放射線療法,外科手術などの治療面の進歩により,各種の合併症も少なくなり,早期に社会復帰できるようになっている.
また一方で,患者は精神的ダメージに苛まれ,化学療法や内分泌療法に伴う肥満や再発の恐怖と闘っている姿は今も昔と変わらない.そこで我々は,肥満対策やメンタルケアの目的で音楽を用いた水中運動プログラムを作成したので紹介する.
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