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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル34巻3号

2000年03月発行

文献概要

入門講座 人工呼吸器管理下の患者の理学療法・3

急性呼吸不全例のウィーニングと呼吸理学療法

著者: 堀竜次1 千葉一雄1 中山勝寛1

所属機関: 1星ヶ丘厚生年金病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.191 - P.196

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 Ⅰ.はじめに

 人工呼吸器による呼吸管理は新しい換気モードの開発とともに目まぐるしい進歩を遂げた.ウィーニング方法も多種多様となったが,未だウィーニングプロトコールは確立されていない.

 ウィーニングは,医師の判断により,医師を中心とした医療スタッフによって行われる.人工呼吸管理中に理学療法士が関与することで,離脱率の増加,再挿管率の低下,死亡率の低下,人工換気期間・要離床期間・入院期間の短縮が報告されている1).ウィーニングにおける呼吸理学療法士の重要性が感じられる.

 本稿では,ウィーニングの基礎知識とともに,呼吸不全例のウィーニングにおける呼吸理学療法について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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