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入門講座 人工呼吸器管理下の患者の理学療法・3
急性呼吸不全例のウィーニングと呼吸理学療法
著者: 堀竜次1 千葉一雄1 中山勝寛1
所属機関: 1星ヶ丘厚生年金病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.191 - P.196
文献購入ページに移動人工呼吸器による呼吸管理は新しい換気モードの開発とともに目まぐるしい進歩を遂げた.ウィーニング方法も多種多様となったが,未だウィーニングプロトコールは確立されていない.
ウィーニングは,医師の判断により,医師を中心とした医療スタッフによって行われる.人工呼吸管理中に理学療法士が関与することで,離脱率の増加,再挿管率の低下,死亡率の低下,人工換気期間・要離床期間・入院期間の短縮が報告されている1).ウィーニングにおける呼吸理学療法士の重要性が感じられる.
本稿では,ウィーニングの基礎知識とともに,呼吸不全例のウィーニングにおける呼吸理学療法について紹介する.
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