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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル34巻4号

2000年04月発行

文献概要

特集 義足―新しい技術と適応

義足歩行(1)―大腿切断を中心に

著者: 長倉裕二1

所属機関: 1兵庫県立総合リハビリテーションセンター付属中央病院リハビリ療法部

ページ範囲:P.254 - P.261

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 1.はじめに

 大腿切断者の歩行指導において膝継手の機能を知ることは重要である.この膝継手の機能は継手の開発とともに高機能化してきている.そのため我々理学療法士は,継手の選択や歩行指導に困惑することが多い.また,切断者の義足部品を選択する場合に,切断者の能力にあった機能か,義足作製後に義足の機能を発揮させるための使用方法に間違いがないかなど,確かめる手段に乏しいのが現実である.ここでは,義足部品の機能的な分類を中心にその歩行指導方法について,当センターにおける臨床経験と資料を基に若干の私見を交えて報告したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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