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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル34巻7号

2000年07月発行

文献概要

特集 福祉機器の適用基準

トイレ関連福祉機器の適用基準

著者: 藤井智1 渡邉慎一1

所属機関: 1横浜市総合リハビリテーションセンター地域サービス室

ページ範囲:P.484 - P.491

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 1.はじめに

 排泄は人として必要不可欠な行為で,他の身の回り動作と比較しても実施頻度が高いため,介護負担の大きい行為である.排泄機能障害や運動機能障害によりトイレでの排泄が困難になり,やむを得ずおむつやポータブルトイレを利用していることも多いが,適切な福祉機器の利用や環境整備によってトイレでの排泄が可能になることも少なくない1)

 本稿では,我々の在宅サービスの経験をもとに,便器へのアプローチ,便器での座位姿勢,排泄後の清拭などの場面で活用される福祉機器とその適用について,トイレ以外での排泄方法や一般の設備機器も一部含めて記述する.なお,カテーテルやストマ用品,おむつなどについては他書を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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