理学療法ジャーナル34巻7号

2000年07月発行

1ページ講座 診療記録・7

業務集計　その2

著者： 荒木茂¹

所属機関： ¹石川県リハビリテーションセンター

ページ範囲：P.494 - P.494

　1）はじめに

　今回は，業務集計をどのように活用するかについて述べてみたい．いくらデータを蓄積しても，何らかの形にまとめないと他者に情報として伝えることができない．また，データをいろいろな角度から扱えるような形式で蓄積しないと活用の範囲が広がらない．データ群のなかからいろいろな帳票が出力できることが望ましい．筆者の施設では専用のソフトを使って日報などの集計を行っている．どこの施設でも必要とされる業務集計は共通していると思われるが，統一した規格は今のところなく，それぞれの施設で工夫して行われている．