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TREASURE HUNTING
“当事者の声を中心に据えた”理学療法を!―松永俊夫氏(医療法人丘病院リハビリテーション科)
著者: 編集室
所属機関:
ページ範囲:P.647 - P.647
文献購入ページに移動 松永俊夫氏が理学療法士の道をめざして社会医学技術学院の夜間部に入学したときは齢すでに40歳.昼間は医療ソーシャルワーカーとして勤務しながらの通学だった.学生生活の最も切ない思い出が授業開始前の10分間に慌ただしく掻き込むコンビニの夕食だったというから,その志の大きさを思わず想像したくなる読者も多いことだろう.
家庭もちの40歳の社会人学生が理学療法学科の過密なカリキュラムをこなしていくのは並大抵のことではなかった.3年目の途中で1年間休学,担任の教師には「復学は無理か」と心配させたそうだが,今にして思えば2倍のクラスメートが得られて良かった,と仰るものの,やはり厳しい道のりだったのだろう.
家庭もちの40歳の社会人学生が理学療法学科の過密なカリキュラムをこなしていくのは並大抵のことではなかった.3年目の途中で1年間休学,担任の教師には「復学は無理か」と心配させたそうだが,今にして思えば2倍のクラスメートが得られて良かった,と仰るものの,やはり厳しい道のりだったのだろう.
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