文献詳細
文献概要
あんてな
ブロック学会のあり方を考える
著者: 勝田治己1
所属機関: 1愛知医科大学付属病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.648 - P.649
文献購入ページに移動 Ⅰ.はじめに
第35回全国学会は鹿児島県士会担当により本年5月に開催され,800題を超える演題と2,000人以上の参加者を得て盛会のうちに終了した.ここ数年間の演題数と参加者の急増は学会運営担当者にとって大きな負担となっており,現在のままで行くと数年後の全国学会開催は大都市に限られてしまうのではないかと懸念されるところである.
我々PTにとって最も関係深い学会としては,この全国学会のほかに最小単位としての各士会学会,そしてその両者の中間に位置するブロック学会がある.ここではこのブロック学会のあり方について私見を述べてみたいと思う.ただし,ブロックといっても筆者が状況を実感できるのは所属する東海北陸ブロックであり,全国8ブロックに共通するビジョンを述べることは能力の及ばないところである.
したがって,ここでは筆者が学会長として準備中のブロック学会(第16回東海北陸理学療法士学会)をイメージしながら,そのあり方について考えを述べさせていただくことでご容赦願いたい.
第35回全国学会は鹿児島県士会担当により本年5月に開催され,800題を超える演題と2,000人以上の参加者を得て盛会のうちに終了した.ここ数年間の演題数と参加者の急増は学会運営担当者にとって大きな負担となっており,現在のままで行くと数年後の全国学会開催は大都市に限られてしまうのではないかと懸念されるところである.
我々PTにとって最も関係深い学会としては,この全国学会のほかに最小単位としての各士会学会,そしてその両者の中間に位置するブロック学会がある.ここではこのブロック学会のあり方について私見を述べてみたいと思う.ただし,ブロックといっても筆者が状況を実感できるのは所属する東海北陸ブロックであり,全国8ブロックに共通するビジョンを述べることは能力の及ばないところである.
したがって,ここでは筆者が学会長として準備中のブロック学会(第16回東海北陸理学療法士学会)をイメージしながら,そのあり方について考えを述べさせていただくことでご容赦願いたい.
掲載誌情報