文献詳細
文献概要
特集 理学療法の効果判定
腰痛に対する理学療法効果と判定
著者: 荒木秀明1
所属機関: 1天生堂医院リハビリテーション科
ページ範囲:P.871 - P.878
文献購入ページに移動はじめに
社会に及ぼす影響の大きさにもかかわらず,腰痛には依然,不可解な部分が多い.過去からその問題に対して頻繁に取り上げられてはいるが,腰痛のマネージメントに関しては未だ議論に事欠かない.
本稿では,①4年間(1997~2000年)の腰痛に関する文献を回顧し,“Evidence-Based Physiotherapy”として簡単にまとめた.②多くの腰痛の原因のなかから仙腸関節性疼痛に着目し,仙腸関節性疼痛に対する理学検査手技を紹介した.③確定診断のgold standardである二重診断ブロックを用いて,理学検査の診断的妥当性について検討した.
社会に及ぼす影響の大きさにもかかわらず,腰痛には依然,不可解な部分が多い.過去からその問題に対して頻繁に取り上げられてはいるが,腰痛のマネージメントに関しては未だ議論に事欠かない.
本稿では,①4年間(1997~2000年)の腰痛に関する文献を回顧し,“Evidence-Based Physiotherapy”として簡単にまとめた.②多くの腰痛の原因のなかから仙腸関節性疼痛に着目し,仙腸関節性疼痛に対する理学検査手技を紹介した.③確定診断のgold standardである二重診断ブロックを用いて,理学検査の診断的妥当性について検討した.
掲載誌情報