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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル35巻12号

2001年12月発行

文献概要

あんてな

国立専門学校の将来像

著者: 額谷一夫12

所属機関: 1国立療養所村山病院 2国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院

ページ範囲:P.904 - P.905

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 これまでの流れ

 日本には理学療法士を養成する国立専門学校は10校あります.厚生労働省立が9校,文部科学省立が1校で,いずれも3年制をとっています.学校数の急増に伴い現在(2000年4月)理学療法士養成校に占める国立専門学校数の割合は約1割弱,また養成定員からみると4.5%となっています1).いずれもその設立年は古く,1963年の国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院の開校を皮切りに一番新しい国立専門学校でも1965年の理学療法士及び作業療法士法成立から17年後に開設されています.

 このため,厚生労働省立の9校はこれまで3,332名の理学療法学科卒業生を輩出し2),これは現在の理学療法士有資格者の約16%を占めています.また,厚生労働省立以外の教育機関で働く理学療法士数は9校で260名にのぼり2),教育研究施設で働く常勤理学療法士の推計約34%を占めていると考えられます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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