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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル35巻2号

2001年02月発行

文献概要

講座 応用行動分析学・2

理学療法における応用行動分析学の基礎―2.技法の展開

著者: 山本淳一1

所属機関: 1筑波大学心身障害学系

ページ範囲:P.135 - P.142

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 1.オペラント行動とレスポンデント行動

 1)オペラント行動とレスポンデント行動

 連載の第1回目では,応用行動分析学の理論と技法の基礎的なところについて述べてきた.今回は,第2回目として,理論を新たな視点からもう一度整理し,また新たな技法について述べていくことにする.

 人間の行動は,オペラント(operant)行動とレスポンデント(respondent)行動とに分けられる(注1).オペラント行動は随意的行動ともいわれ,「先行刺激(A),行動(B),後続刺激(C)」の3項関係によって成立,維持しており,特に行動をした結果与えられる後続刺激によって支えられている行動である.このような環境刺激と行動との関係を「3項随伴性(three-term contingency)」または,「行動随伴性(behavior contingency)」と呼ぶ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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