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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル35巻3号

2001年03月発行

文献概要

特集 回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟における理学療法士の役割―これまでの反省とこれからの課題

著者: 岡野文男1 原道也1

所属機関: 1福岡リハビリテーション病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.179 - P.182

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はじめに

 発症からの時期,施設により理学療法の果たすべき役割は異なるのだろうか.それでは平成12年4月に新設された“回復期リハビリテーション病棟(以下,回復期リハ病棟)”についてはどのように考えればよいのであろうか.同一条件下にある患者であれば,回復期リハ病棟で有ろうと無かろうと,PTの果たすべき役割は変わらないはずである.新たにこのような制度の成立をみると,今日までのリハビリテーション医療が必ずしも肯定的に受けとめられていないとも考えられる.

 本稿では,従来の理学療法が抱えている問題を指摘しながら,当院における回復期リハビリテーションの取り組みを紹介し,PTの役割を再考することにしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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