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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル35巻4号

2001年04月発行

文献概要

特集 理学療法におけるパラダイム転換

高次神経機能測定におけるパラダイム変換

著者: 杉下守弘1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻認知・言語神経科学

ページ範囲:P.253 - P.256

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 高次神経機能障害とは,失語症,失行症,失認症,健忘症など,大脳の部分的損傷で生ずる心理的障害を指すと考えて良いであろう.したがって,高次神経機能というと,言語,高次運動,知覚,記憶などの機能を指すと思われる.本稿は①高次神経機能障害の測定という問題と,②高次神経機能が行われている時,正常脳はどのような活動をしているかという正常脳の高次神経機能測定を対象として,これまでのパラダイムとその問題点を論じたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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