理学療法ジャーナル35巻6号

2001年06月発行

ひろば

EDIS（early development and intervention services）を見学して

著者： 伊藤めぐみ¹

所属機関： ¹広島大学医学部保健学科理学療法学専攻

ページ範囲：P.416 - P.416

　最近，5日間にわたって沖縄県にあるアメリカ海軍病院とその付属施設であるEDISで理学療法士の仕事を見学した．今回の見学の機会を与えてくださった理学療法士はEDISのスタッフであり，病院の見学は1日のみで主にEDISの理学療法士に帯同して各家庭や学校を訪問させていただいた．日米でシステムがたいへん異なり，体格もアメリカの子供は概して大きく発達程度をイメージすることが困難で，しかも英語で理解しなくてはならなかったため，正確にどこまで理解し学べたのか分からないが，たいへん興味深い経験をすることができた．

　EDISには，0～3歳児を対象としたEI（early intervention）と3～21歳を対象としたMRS（medical related services）の2つのプログラムがある．どちらのプログラムにしても，このサービスは軍関係者であれば無料で，その他の場合も費用を自己負担すれば受けることができる．