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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル35巻6号

2001年06月発行

文献概要

入門講座 生活習慣病・6

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)患者の理学療法

著者: 瀬戸口聡子1 毛利正博1 五味恭子1

所属機関: 1九州大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.417 - P.421

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 1.はじめに

 虚血性心疾患は,患者の予後やQOLに影響を及ぼす疾患であり,また罹患率も高く,その診断と治療においても高額の医療費が使われている.欧米諸国においては,虚血性心疾患の罹患率や死亡率は減少してきている一方で,本邦においては生活習慣の変遷や危険因子の増加により,いずれも増加傾向にある.

 このような背景のなか,運動療法は急性期の心臓リハビリテーションとして役立つのみならず,慢性期の運動耐容能や長期予後の改善に重要であることがますます認識されてきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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