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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル36巻12号

2002年12月発行

文献概要

書評

―Brian R Mulligan著 細田多穂・藤縄理・赤坂清和・亀尾徹監訳―マリガンのマニュアルセラピー

著者: 竹井仁1

所属機関: 1東京都立保健科学大学保健科学部理学療法学科

ページ範囲:P.937 - P.937

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 セラピストにとって,徒手療法は体性機能異常に対する有効な治療手技の1つである.なかでも関節モビライゼーションは,関節機能異常に対して用いられる.関節モビライゼーションは大きく3種類に分類される.1つ目は,セラピストが他動的に患者の関節を動かすKaltenbornやMaitlandに代表されるような方法,2つ目は,関節機能異常の原因となる筋群を,患者自身の等尺性筋収縮後弛緩を利用して自動的に関節のアライメントを正常化するMuscle Energy Technique,そして3つ目が,患者が症状を出す姿勢と動作を,痛みを出さないようにモビライゼーションしながら行ってもらうMulligan Conceptである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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