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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル36巻12号

2002年12月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法用語~正しい意味がわかりますか?

理学療法学教育の中での「教育評価」と「教育内容」

著者: 清水和彦1

所属機関: 1北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科

ページ範囲:P.965 - P.965

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 教えるべきものが明確であるとき,教育活動は「目標の設定」,「内容の決定」,「方法の工夫」,「評価の実施」,の4過程で構成される.教育活動全体に対する総合的評価は教員の学生評価にとどまらず,少なくとも学生による教員評価としてフィードバックを受ける.また,今日的には各教科の評価はもちろん,広くカリキュラム,学科,学校の各段階でのパフォーマンスとして,教員とその組織によって自己点検・自己評価され,さらに第3者機関からの評価を受ける.

 様々な領域の教育活動に共通して評価は重要視される.これは,評価という教育活動全体の見直し作業という担保があって初めて教育活動の全過程が正常に保たれるからであり,このため教育にあってはこれまで評価方法に力点が置かれた解説がなされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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