日常的に,かつ曖昧に用いられているバランスおよびバランス障害について整理と定義を試みた.バランス障害を引き起こす代表的な部位の中から,脳幹と視床を取り上げた.脳幹梗塞に伴うバランス障害の理解とその動作分析の進め方,視床の障害によるバランス障害の理解と運動療法,ADLへの展開を解説した.さらに,実際には多くの問題を抱えながらもバランス障害ではあまり取り上げられることのなかった変形性膝関節症についても,その障害の実態と理学療法のあり方について言及した.
雑誌目次
理学療法ジャーナル36巻4号
2002年04月発行
雑誌目次
特集 バランス障害と理学療法
バランスと姿勢・活動
著者: 内山靖
ページ範囲:P.223 - P.232
「Aさんは,麻痺の回復は良好ですがバランスが不十分です.」「Bさんは,時としてバランスを崩すことがあるので病棟では車いすが必要です.」
リハビリテーション領域の日常で耳にする会話である.バランスが日常生活活動に重要な要素であることは容易に想像できる.一方,その定義や範疇を改めて問われると,幾分曖味な印象を拭いきれず,臨床家や対象者によってその意味合いが少しずつ異なっていると感じることもある.
平衡機能障害を伴う脳幹梗塞患者の動作分析
著者: 井出大
ページ範囲:P.233 - P.239
序論
脳幹は生命維持に直結した中枢が集積された部位である.脳幹病変による障害像は脳神経障害,小脳性運動失調,排尿障害,意識障害といった症状が多彩に重複している特徴があるといえる.その障害の程度により植物状態,閉じ込め症候群などの重症例から橋でのラクナ小梗塞例のように早期に回復が得られる症例と非常に多岐に渡るといえる.
横山らは脳幹・小脳病変を有する患者のリハ成績とその阻害要因について検討し,広範囲の脳幹部病変,四肢麻痺,体幹バランス障害,非麻痺側の失調を有するものはリハ成績不良で,歩行やADLが自立したものは無いと報告している1).また小野木らは,脳幹部病変患者の症状,リハビリテーションの効果を検討し,眼症状を伴う症例ではADLの監視が必要であり,片側失調の症例では自立項目が多いが,両側失調と四肢麻痺の症例では障害が重度であり,介護量の軽減が主となったと報告している2).
このような多彩で重複している障害像を理解し,理学療法における治療戦略の立案を行うためには神経生理学,神経心理学,認知神経科学といった脳科学の知見と運動学,運動力学,工学,福祉工学といった医学と隣接領域の学問の統合と理解が必要であることは自明のことと考えられる.
視床の障害によるバランス障害と理学療法
著者: 松崎裕子 , 松崎哲治 , 林克樹
ページ範囲:P.241 - P.246
はじめに
脳卒中患者の問題点を考えるうえでバランス障害は重要なウエイトを占める.たとえ患者の運動能力が改善してきても,バランスの問題が残存していれば,起居動作や移動動作などの抗重力活動において逆に転倒の危険性が高くなってしまう.外的環境において無意識のうちに,そしてスムーズに行動をしていくためには目的動作を常に支えていく姿勢制御1,2)が不可欠である.
視床に障害を受けた患者のなかには,運動障害が軽度であるにも関わらず,バランスの問題が残存し活動性が十分発揮できなくなったり,またそのような状態が長く続くことで持続的な筋緊張の異常が起こり,動きに滑らかさを失うものもいる.
本来,姿勢制御には身体位置を制御するために作り出される力や位置と動きを調整するための感覚情報の統合が大切な情報源となる.様々な感覚情報を中継している視床の障害によって引き起こされる問題は,運動という点だけではなく,感覚情報をうまく統合できずに運動のための手がかりにしていけない情報処理過程にもあり,このことが姿勢制御を困難にしていく.そのための手段として,支持基底面を拡大させ,動作のなかでの姿勢制御を代償していくことで運動を定型化させていく.
変形性膝関節症の姿勢制御機能と理学療法
著者: 高橋昭彦 , 木俣信治
ページ範囲:P.247 - P.255
はじめに
電車がカーブを通過する際,車内で立っている私たちの体は遠心力で曲がる方向と反対方向に傾く.しかし運転手の上体は曲がる方向に傾いている.同様な現象は私たちが車を運転しているときにも経験される.運転者の上体はカーブの中心に向かって無意識に傾き,助手席に乗っている者の上体はそれと反対方向に傾く.運転者と同乗者は同じ車内で同じ感覚刺激を受けているにもかかわず,姿勢は正反対に制御される.両者の違いは,自分が静止空間のなかを電車や自動車と一体となって移動していると意識するか,車内の決まった空間に位置していると意識するかの違いである.また,考えごとなどをしながら電車のなかで立っていると,通常ならば何でもない程度の不意な外力でも,転倒してしまうほどの過剰な反応をしてしまったという経験をお持ちの方も少なくないだろう.つまり物理的な状況からくる情報は同じでも,注意の持ち方ひとつで,あるいは得られた情報をどう解釈するかによって姿勢の制御の仕方は大きく異なってくるのである1).
体の各部位が,体の他の部位に対して,あるいは外界に対してとる位置関係を脳は体性感覚・平衡(前庭)感覚と視覚情報によって検出する.このうち筋肉の緊張度・関節の屈曲度・触覚などの情報をつかさどる体性感覚と角加速度刺激(回転)・直線加速度刺激(移動)・重力などの情報をつかさどる平衡感覚によって身体地図が描かれる.また,成長にしたがって視覚や皮膚感覚を介して外界と体の位置関係が記憶され,これらの経験から空間地図が形成される.更に身体地図と空間地図が高位中枢で統合され(図1),床や地面は動かない,自分の体が静止中に網膜上を移動するものは動いているといった経験識が形成される2).生体の周り(環境)には様々な情報があふれているが,私たちはただ単純に感覚器官からの情報を受動的に処理しているのではなく,情報は生体によって認知されるときに初めて意味をなすものである.すなわち多くの場合,私たち自身がアクティブに働きかけることによる運動指令信号の脳内のコピー(efference copy)と,その結果生じる感覚信号(reaf-ference)の相互作用によって感覚情報の認知が行われる.
姿勢制御は環境のなかで私たちが安全に運動するのを保障してくれるのみならず,過去に指令された運動時の状況の記憶を含んだ適応学習が遂行されることによって,次に行われるべき動作へのスムーズな移行など運動学習においても重要な役割を果たす3).しかしながら,本邦において,高次中枢までを含めた姿勢制御機能について述べられている報告は極めて少なく,更に整形外科系の運動器疾患を対象に,認知的側面を含めた姿勢制御機能について検討した報告は皆無である.
本稿では,これまで関節位置覚などの体性感低下が指摘されながらも,筋力低下や可動域制といった要素が注目されてきた変形性膝関節(以下,膝OA)の姿勢制御機能について,知覚・注意などの認知過程から検討することを試みる.更にこれらの認知過程を考慮した変形性膝関節症に対する理学療法の進め方についての提言を行う.
とびら
全介助の患者さんからのメッセージ
著者: 石峰幸恵
ページ範囲:P.219 - P.219
最近担当した患者さんのことをお伝えします.痴呆が進行してきたAさんは,薬物を誤飲し入院してきました.それ自体は大事にいたらなかったものの,追い討ちをかけるように動脈閉塞症による大腿切断,脳梗塞重症肺炎と病気を発症し,排痰の目的で理学療法の指示が出されました.Aさんの排痰は,それはもう大変な作業でした.Aさんの気管には変形があり,呼吸介助法などで大量の痰が上がってくるにもかかわらず,カニューラの挿入が困難で,SpO2モニターの値がどんどん下がってしまう状態だったからです.
ご家族から気管切開の同意を得るまでの3日間,1日1回はブロンコファイバーといっしょに,もう1回はナースと2人で1時間余りの悪戦苦闘.冷汗をかきながらの治療が続き,Aさんは肺炎を乗り切りました.しかし,右上下肢は弛緩状態,左は大腿より切断,痴呆も進行し,自分から意志表示することもありませんでした.高齢の奥さんと2人暮らし,在宅での介護も困難でした.
入門講座 関連領域の基礎知識・4
循環器領域
著者: 長田尚彦 , 三宅良彦
ページ範囲:P.257 - P.262
近年の循環器領域の診断,治療はめざましい進歩があり,それらをすべて把握することは一般の循環器医にとっても困難となった.また心臓疾患は一般の人だけでなく,循環器を専門としない医師にとっても“死”に直結する疾患というイメージが強く,なかなか理解しがたいと考えられている.循環器疾患の数は分類すると200以上といわれているが,臨床的に理学療法士が知っておくべき疾患は数多いとはいえない.
外来での運動療法の代表的な適応疾患といえば,①高血圧,②高脂血症などがあり,また外来および入院で運動療法の適応となるものはといえば,①虚血性心疾患(狭心症および心筋梗塞),②慢性心不全などがある.今回はこれら虚血性心疾患を除いた循環器疾患の基本的な病態,運動療法の有効性,実際の運動療法における注意点などについて述べる.
あんてな
第37回日本理学療法学術大会の企画
著者: 内田成男
ページ範囲:P.263 - P.265
#ようこそ静岡へ
静岡県は日本列島のほぼ中央で首都圏と中京・近畿圏の中間に位置し,古くから交通体系の整備が進んでおり,東海道新幹線の駅・東名高速道路のインターチェンジの数は全国屈指となっています.また温暖な気候や豊かな自然に恵まれ,霊峰富士をはじめ駿河湾・御前崎・浜名湖・南アルプス・伊豆など見所もいっぱいです.お茶・わさび・ピアノ・プラモデルなど日本一を誇る県産品もたくさんあります.また,サッカー王国としても有名で,なんとJリーガーの輩出がもっとも多く,全てのチームで静岡県出身の選手が活躍しています.お国自慢はほどほどにしておきますが,静岡県や会場となっている「グランシップ」の詳細は下記のホームページを参照して下さい.
静岡県のURL:http://www.pref.shizuoka.jp/
グランシップのURL:http://www.granship.or.jp/
理学療法の現場から
住環境整備と介護保険制度
著者: 金光末子
ページ範囲:P.267 - P.267
「えっ! 住宅改修にお金が出るの!?」平成12年4月に介護保険制度が施行されたとき,私が最初にいった言葉である.20万円の支給限度額は十分な金額とは言い難いが,今まで支給がなかった旭川市在住の私にとっては朗報であった.現在は,患者さんの住宅改修に大いに利用している.
介護保険施行当初はどうしたら支給を受けられるかが皆目わからず,私は当院の医療相談室に幾度となく足を運んだのを億えている.医療ソーシャルワーカーに何度も同じような質問をしたので,かなり迷惑がられていたような気もするが,その甲斐あって最近は少しずつ制度の流れも理解できるようになってきた.
学校探検隊
最終学籍番号理学療法学科399番
著者: 星永剛
ページ範囲:P.268 - P.269
学院の沿革
国立療養所箱根病院附属リハビリテーション学院を紹介しよう.
本学院は,厚生労働省(開設当時は厚生省)が管轄する理学療法士・作業療法士を養成する3年制の専修学校(各学科の学年定員は20名)として,1981年4月に脊髄損傷,成人筋ジストロフィーおよび周縁神経疾患の医療とリハビリテーションを機能付与されている国立療養所箱根病院(現在は脳卒中の診療およびリハビリテーションも行っている)に附設されました.
講座 理学療法にいかすICF・1
ICFの基本的な考え方―生活機能(プラス面)の重視と階層論的理解を中心に
著者: 上田敏
ページ範囲:P.271 - P.276
1.はじめに
ICF:国際生活機能分類(国際障害分類改定版)の成立にいたるまでの経過と内容の概略,そして今後の課題については本誌1月号の特集論文1)で詳しく述べたのでここでは繰り返さず,ICFの基本的な考え方を主に次の2点にしぼって,しかも理学療法をはじめとするリハビリテーション医学全般における臨床的意義を中心に検討することとしたい.
1)生活機能(functioning)という新概念のもつ意義:すなわち障害(マイナス面)だけでなく生活機能(プラス面)を重視する必要性
2)階層論的理解の意義:特にリハビリテーション医学の臨床における「基底還元論」的思考からの脱却の重要性
特別寄稿
中華人民共和国における理学療法と作業療法―現状と課題
著者: 紀樹栄 , 劉建軍 , 常冬梅 , 願越 , 張琦 , 陳立嘉
ページ範囲:P.277 - P.283
中国リハビリテーション医療の現状
リハビリテーション医学という新しい理念が中国国内に導入されたのは1982年であり,以後,日常の医療のなかに理学療法,作業療法などのリハビリテーション治療技術が取り入れられるようになった1).そして1989年,中華人民共和国衛生部は「総合病院の規模別管理基準」を発表し,更に1996年には,「総合病院リハビリテーション医学科の管理規範」を示し,異なるレベルの病院に対して,それぞれ具体的に規則を設けて,リハビリテーション科の方向づけを図った.衛生部の規則によると,高級病院のリハビリテーション科には2名の専門セラピストが,三級病院には4名の専門セラピストが配置されることとなった2,25).
中国では,社会の発展,科学の進歩と人民の生活水準の向上にともない,人々の平均寿命は著しく伸びている一方,高齢社会を背景として老年病をめぐる問題が顕著になっている.リハビリテーション医学・医療に対するニーズも増大し,疾患による機能障害と能力障害を最低限に抑えることが大きな課題となっている.この課題に応えるため,政府はリハビリテーション医療に技術的・経済的援助を行い,この10数年の間に各省,市,県の病院に相次いでリハビリテーション科を設置,一部の医学校にリハビリテーション医学講座を開設したり,WHOの協力を得て,リハビリテーションに関する研修会を開いて多くのセラピストを養成してきた.また今日では,老人医療の専門家をリーダーとして,多くの青壮年が参加するリハビリテーション専門チームが作られるまでになっている2).
1ページ講座 理学療法用語~正しい意味がわかりますか?
シナジー(共同運動)
著者: 星文彦
ページ範囲:P.284 - P.285
ヒトは単関節運動から多関節運動まで無数の運動が可能であるが,いくつかの関節や筋群が同時に,あるいは順序立てられて活動することにより目的や条件にあった動作が可能となる.例えば,テーブルの上にあるコーヒーカップを持とうとして手を伸ばしたとき,手指を開くと同時に手関節を背屈している.これらは自動的に行われているもので,一定の関節運動と筋活動パターンを示す.
1876年Ferrierが,伸筋と屈筋との拮抗筋間協調活動に基づく筋運動をcoordinated synergic muscular movementとして初めてシナジーという概念を用いたといわれている1).また,立った姿勢でテーブルの上のコーヒーカップを取ろうとする場合,手を伸ばすという随意運動と並行して姿勢を維持するための活動が自動的に行われている.この運動も一定の運動パターンを呈する.Bernsteinは,階層性運動制御の立場から,随意運動を行う場合,随意運動そのもののほかに姿勢を維持するためのコマンドが必要で,それは局部の感覚情報を含めた条件により特別な筋活動パターンを呈する運動として表出される.彼はそれを姿勢シナジー(postural synergy)と称した2).
報告
自転車エルゴメトリーにおける呼吸循環反応に対するハンドル把持高の違いの影響
著者: 佐々木智幸 , 佐々木誠
ページ範囲:P.287 - P.291
はじめに
運度負荷試験において運動負荷量を設定するための機材として,トレッドミルや自転車エルゴメーターなどが広く用いられている.トレッドミルによる一般的な運動負荷試験では,傾斜と速度で運動負荷量を規定し歩行や走行といった運動を実施するため,測定器材による差異や運動姿勢への配慮は比較的少なくて済むと考えられている.しかし,自転車エルゴメトリーには種々の形状があり,ペダルのクランク長がパワー出力に影響を与えること1,2),サドルの高さやサドルシャフトの傾斜が運動負荷時の生体反応に影響を与えること3)が知られていることから,運動姿勢への配慮が必要と考える.
自転車エルゴメトリーの測定値の普遍性を保証するために,エルゴメーターの構造の統一,測定条件の統一が呼びかけられている4)一方で,多くのタイプの自転車エルゴメーターが普及している現状を考慮すると,運動姿勢の影響を検討していくことのほうが現実的と考えられる.ペダリング回数やサドル高などの基準4)があり,クランク長1,2)やサドルの高さ・傾斜3)の影響については検討されているものの,ハンドルの把持高の影響については明確にされていない.
そこで今回我々は,自転車エルゴメーターによる運動負荷時のハンドル把持高の影響について考察するために,異なるハンドル把持高を設定し,その際の呼吸循環反応を検討し,若干の知見を得たので報告する.
新人理学療法士へのメッセージ
好きなことをやって,御飯を食べよう
著者: 江郷功起
ページ範囲:P.292 - P.293
若葉が勢いよく成長するこの頃,新人理学療法士の皆さん国家試験合格おめでとうございます.昨年度は臨床実習に卒業論文,就職試験,国家試験とめまぐるしい1年間を過ごされていたことと思います.これにホッとしている方もいらっしゃれば,先輩理学療法士からビシビシ鍛えられている方もいらっしゃることでしょう.このメッセージを読まれる頃には少しずつ職場にも慣れて担当患者数が増えつつある頃だと思います.
私は民間病院に3年,公立病院に9年,あわせて12年目の理学療法士です.この間,多くの良き師・先輩方に恵まれ現在まで理学療法士という仕事を継続しております.そのなかで私なりに感じたことを自己反省を踏まえて書いていこうと思います.
「ヤヌス」的にものごとを見るということ
著者: 鮫島菜穂子
ページ範囲:P.294 - P.295
はじめに
私は30歳でPTデビューをはかった者です.猪突猛進に生きてきてはふと立ち止まり,PTになりました.今年で5年目ですが,この仕事に出会えて良かったなあ,と思う今日この頃です.
ひろば
「尿失禁予防体操」を続けています
著者: 寺内淳子
ページ範囲:P.270 - P.270
10数年ほど前から,東京都練馬区の保健所で「肩こり・腰痛予防体操」を住民の方々に指導していたが,11年前に骨盤底筋体操に出会い,日本コンチネンス協会での学びをきっかけに,「尿失禁予防体操」として練馬区の6か所の保健相談所で,毎年,参加者に「骨盤底予防体操」の実技体験をしてもらっている.始めた当初は,下(シモ)の話はまだまだタブーという世間一般の雰囲気もそのままに,小さな声での質問が多かったのだが,ここ3年くらい前からは,質問の声も大きくなり,皆の共通の悩みとばかりに,取り囲むように講師の話に聞き入る様子に,時代の流れをつくづく感じている.
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文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.298 - P.299
編集後記 フリーアクセス
著者: 吉尾雅春
ページ範囲:P.302 - P.302
4月.新年度の始まりです.現代社会の日本では,正月以上に気持ちが引き締まる季節になっているのではないでしょうか.新卒として就職された方,ある転機を迎えて新天地を求めた方,そういう方々を迎え入れる方,それぞれの立場で思いは違いますが,不安を打ち消すくらい期待感が大きいものであることを願っています.そして,その期待が現実のものになっていくよう,皆様でご尽力いただきたいものです.
とは言え,この度の診療報酬の改定では驚きと混乱と落胆と,と言いつつ自身で前向きの表現が全くないのに改めて驚いていますが,臨床現場では対応に相当苦慮されていると思います.単位制を中心とする制度の抜本的改革と大胆な回数制限や逓減性の導入,PT,OT,STの専門性への問いかけなど,すぐに対応できるような内容ではなく,多くの嘆きの中で先述した期待感が果たして実現に向かうものか,疑問が湧いてしまいます.しかし,確かに多くの問題を含む今回の診療報酬改定ですが,理学療法の質を改めて問われた歴史的に意義深い改定であることも事実です.こういうときにこそ理学療法は変革を遂げなければならないと思います.私達が真に期待すべきことを問い直してみる必要がありますが,上田氏の講座「ICFの基本的な考え方」にもヒントはありそうです.
基本情報

バックナンバー
58巻12号(2024年12月発行)
特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
58巻11号(2024年11月発行)
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58巻10号(2024年10月発行)
特集 小脳update—運動と認知
58巻9号(2024年9月発行)
特集 最適な非対称性動作を考える
58巻8号(2024年8月発行)
特集 全身持久力トレーニング
58巻7号(2024年7月発行)
特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
58巻6号(2024年6月発行)
特集 足病—あしを救って機能も救うために
58巻5号(2024年5月発行)
特集 “行為”の回復のための理学療法
58巻4号(2024年4月発行)
特集 DXが理学療法にもたらす未来
58巻3号(2024年3月発行)
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58巻2号(2024年2月発行)
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58巻1号(2024年1月発行)
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57巻12号(2023年12月発行)
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54巻9号(2020年9月発行)
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54巻5号(2020年5月発行)
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54巻4号(2020年4月発行)
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54巻2号(2020年2月発行)
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54巻1号(2020年1月発行)
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53巻12号(2019年12月発行)
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53巻11号(2019年11月発行)
特集 今と将来を見据えた小児整形外科理学療法
53巻10号(2019年10月発行)
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53巻9号(2019年9月発行)
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特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
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53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
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52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
特集 ジェネラリストとスペシャリスト
52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
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52巻1号(2018年1月発行)
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51巻12号(2017年12月発行)
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51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
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51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
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51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望