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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル36巻6号

2002年06月発行

文献概要

特集 低出生体重児の理学療法

General movementsによる低出生体重児の観察評価

著者: 坪倉ひふみ1 中野尚子1 小西行郎1

所属機関: 1東京女子医科大学乳児行動発達学

ページ範囲:P.405 - P.410

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 かつて小児神経学においては,ヒトの行動の発現は新生児に始まるとされ,その中心は原始反射であった.しかし1960年頃より臨床医学の中に超音波が導入され,胎動を直接観察することが可能となり,胎動に関する研究が本格化した.発達神経学の立場から胎動について研究したのがPrechtlである.また新生児・未熟児医療の進歩によって超・極低出生体重児の救命が可能となり,その神経学的予後を早期に診断し介入していく必要性が高まってきた.本稿では,Prechtlの研究やわれわれが得た知見をもとに未熟児・新生児の自発運動とりわけgeneral movementsの変化とその臨床的意義について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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