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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル36巻7号

2002年07月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法用語~正しい意味がわかりますか?

発達

著者: 今川忠男1

所属機関: 1旭川児童院

ページ範囲:P.514 - P.515

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 1.運動「発達」と運動制御・運動学習

 運動制御と運動学習はともに運動行動を研究する方法であって,運動発達の研究とは異なってはいるが関連性は十分にある.個々の領域は過去から現在まで相互に影響を及ぼし合って発展している.

 運動制御の研究は姿勢と運動の制御と協調性に焦点を当てている.この研究分野は主に神経生理学の専門分野として発展してきた.ここで取り扱う課題は比較的単純な運動課題,例えば肘関節の屈曲一伸展運動における脳細胞や屈筋,伸筋の電気的活動の変化といったものである.また立位の平衡機能は現在まで継続的に研究されてきて,神経系をはじめとする多くの可変性因子が制御にどのように関与してきたかということが理解されてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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