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特集 ファシリテーションは今
小児中枢神経疾患とファシリテーション
著者: 小塚直樹1 中野勝美2 横井裕一郎3
所属機関: 1札幌医科大学保健医療学部理学療法学科 2聖ヨゼフ整肢園 3北海道立札幌肢体不自由児総合療育センター
ページ範囲:P.588 - P.594
文献購入ページに移動小児中枢神経疾患,特に脳性麻痺(以下,CP)に対するファシリテーション技術に関し,その特性,対象の違い,効果と限界について解説することが本稿の目的である.現在,わが国でCPに対して実施されているファシリテーション要素を含んだ運動療法を考えた場合,ボイタ法とボバースアプローチに二分していると考えて差し支えない.したがって今回はこの二つのテクニック中における促通要素に注目し,その理論を基盤とした理学療法アプローチを実施した症例を通して,臨床的論証(clinical evidence)を展開したい.
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