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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル36巻9号

2002年09月発行

文献概要

特集 新しい下肢装具

片麻痺急性期における早期長下肢装具療法

著者: 巽香織1

所属機関: 1倉敷中央病院リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.645 - P.650

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はじめに

 近年,脳血管障害急性期治療の一環として急性期リハビリテーション(以下,急性期リハ)は当然のごとく論じられている.急性期リハにおいて長下肢装具(以下,KAFO)は歩行やADL自立を図るために,回復初期から運動療法に取り入られ,骨折装具同様に治療用装具として活用されている1,7,8).われわれはKAFOを利用し,早期起立・歩行練習を事施している.本稿では当院で行っている片麻痺急性期における装具療法について,長下肢装具を中心に,目的,適応,効果を紹介する.なお短下肢装具(以下,AFO)については次稿を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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