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特集 新しい下肢装具
片麻痺急性期における早期長下肢装具療法
著者: 巽香織1
所属機関: 1倉敷中央病院リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.645 - P.650
文献購入ページに移動はじめに
近年,脳血管障害急性期治療の一環として急性期リハビリテーション(以下,急性期リハ)は当然のごとく論じられている.急性期リハにおいて長下肢装具(以下,KAFO)は歩行やADL自立を図るために,回復初期から運動療法に取り入られ,骨折装具同様に治療用装具として活用されている1,7,8).われわれはKAFOを利用し,早期起立・歩行練習を事施している.本稿では当院で行っている片麻痺急性期における装具療法について,長下肢装具を中心に,目的,適応,効果を紹介する.なお短下肢装具(以下,AFO)については次稿を参照されたい.
近年,脳血管障害急性期治療の一環として急性期リハビリテーション(以下,急性期リハ)は当然のごとく論じられている.急性期リハにおいて長下肢装具(以下,KAFO)は歩行やADL自立を図るために,回復初期から運動療法に取り入られ,骨折装具同様に治療用装具として活用されている1,7,8).われわれはKAFOを利用し,早期起立・歩行練習を事施している.本稿では当院で行っている片麻痺急性期における装具療法について,長下肢装具を中心に,目的,適応,効果を紹介する.なお短下肢装具(以下,AFO)については次稿を参照されたい.
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