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プログレス
パーキンソン病者における歩行障害に対する理学療法戦略
著者: 柴喜崇1
所属機関: 1北里大学医療衛生学部
ページ範囲:P.690 - P.691
文献購入ページに移動 歩行障害
パーキンソン病者の初期症状として,静止時振戦とならび歩行障害があげられる.歩行障害は,高頻度にみられる静止時振戦といった顕在症状よりも日常生活活動を阻害する因子として問題とされている1)
パーキンソン病者の歩行の特徴に小刻み歩行がある.程度の差こそあれ罹患初期から必発であることは一致している.小刻み歩行以外の歩行障害としては,歩行開始時にみられるすくみ足,歩行時にみられる突進現象などがあるが,突進現象の割合はパーキンソン病者の15%程度であるといわれている2).
パーキンソン病者の初期症状として,静止時振戦とならび歩行障害があげられる.歩行障害は,高頻度にみられる静止時振戦といった顕在症状よりも日常生活活動を阻害する因子として問題とされている1)
パーキンソン病者の歩行の特徴に小刻み歩行がある.程度の差こそあれ罹患初期から必発であることは一致している.小刻み歩行以外の歩行障害としては,歩行開始時にみられるすくみ足,歩行時にみられる突進現象などがあるが,突進現象の割合はパーキンソン病者の15%程度であるといわれている2).
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