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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル37巻2号

2003年02月発行

文献概要

特集 整形外科疾患のクリティカルパス

大腿骨頸部骨折のクリティカルパスの現状と課題

著者: 竹村仁1 奥屋暢人2 末松直子2 中村健2 明日徹3 佐伯覚4 江西一成5

所属機関: 1コスモス病院リハビリテーション科 2門司労災病院リハビリテーション科 3麻生リハビリテーション専門学校 4産業医科大学リハビリテーション医学講座 5青森県立保健大学健康科学部理学療法学科

ページ範囲:P.83 - P.88

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 平成12年4月からの公的介護保険制度の導入,さらに平成14年4月には大幅な診療報酬改訂が実施され,医療保険制度改革が進行している.これにより急性期医療と慢性期医療が明確に区別され,急性期病院ではますます入院期間の短縮が迫られ,クリティカルパス(以下,パス)の実施は必要不可欠なものとなりつつある.同時に,DRG/PPS(diagnosis related groups/prospective pay-ment system,診療群別定額支払方法)の導入も視野に入れた各施設での取り組みがいっそう重要な意味を持つことになる.しかしながら,パスを導入している施設は年々増え続けているものの,パス導入後の効果についての報告は少ない.

 本稿では大腿骨頸部骨折後の手術療法に伴うパスの導入に際してのポイント,導入の効果と課題について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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