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特集 整形外科疾患のクリティカルパス
チーム医療用クリティカルパスの導入に伴う問題点―頸椎症性頸髄症(脊椎管拡大術)を例に
著者: 甲斐健児1 藤村宜史1 豊田章宏1 下野研一1 福島麻紀1
所属機関: 1中国労災病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.104 - P.111
文献購入ページに移動当院リハビリテーション(以下,リハ)科においても29疾患に対してリハ科CPを作成し,実用化している.しかしこれはリハ科の治療計画を明確にする目的で作成されたため,チーム医療用としてのCPではない.そのため,実際にCPを運用していくうえでリハでは有用であったが,主科との連携の面では不一致な点も多かった.そこで,チーム医療用のための包括的なCPの必要性を痛感するに至り,医師,看護師,リハスタッフ共同でチーム医療用CP作成のための作業グループを構成することを提案し,チーム医療用CPを作成すべく作業を開始した.
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