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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル37巻2号

2003年02月発行

文献概要

とびら

遊び

著者: 吉野茂1

所属機関: 1鞍手町立病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.79 - P.79

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 遊びとは,「日常的な生活から心身を解放し,別天地に身をゆだねること」,いわゆる「ストレスを解消すること」と言われます.筆者にとっての遊びとは,ゴルフやテニスなどのスポーツで体を動かすことやレジャーです.スポーツ後の満足感や達成感はストレス解消になります.スポーツ後は肉体的疲労は残っても精神的なストレスは解消しています.さらに,スポーツの後のビール(これが一番!)でおおいにストレスを解消しています.テレビゲームなどもそうでしょう.身体は動かさないかもしれませんが,熱中して,時間も忘れて没頭していることはよくあることです.その瞬間は,日常的な生活から心身を解放し,別天地に身をゆだね楽しむことができます.

 遊びといえば,理学療法士の立場として,「関節の遊び」を思い浮かべる方もいるでしょう.関節の遊びも,円滑な関節運動を行ううえで欠かすことができないものです.関節内にもストレスがあれば関節自体の機能は低下します.また,その機能の低下が他の身体部位に影響を及ぼすことはご存じのとおりです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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