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特別寄稿
理学療法士とNPO
著者: 阪井由佳子1
所属機関: 1NPO法人 にぎやか
ページ範囲:P.251 - P.256
文献購入ページに移動 筆者は1990年に理学療法士国家資格を取得し,富山県内の老人保健施設(以下,老健)に就職した.当時県内には老健で勤務する理学療法士はおらず,未知なる世界への無謀な挑戦を自ら選んだことになる.
老健で約8年間悪戦苦闘した後,平成9年3月に退職し,自宅を開放して「デイケアハウスにぎやか」を開所した(図1).今では民間でデイサービスを始めることは珍しくないが,当時は介護保険が導入される前で,まだ一般的な認識は薄かったように思う.まして理学療法士(以下,PT)が始めたというのはいまだ他には聞いたことはない.
老健で約8年間悪戦苦闘した後,平成9年3月に退職し,自宅を開放して「デイケアハウスにぎやか」を開所した(図1).今では民間でデイサービスを始めることは珍しくないが,当時は介護保険が導入される前で,まだ一般的な認識は薄かったように思う.まして理学療法士(以下,PT)が始めたというのはいまだ他には聞いたことはない.
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