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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル37巻4号

2003年04月発行

文献概要

1ぺ-ジ講座 理学療法用語~正しい意味がわかりますか?

徒手療法

著者: 藤縄理1

所属機関: 1埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科

ページ範囲:P.315 - P.315

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 「徒手療法」という用語を文字どおり解釈すれば「手を使った療法」となり,理学療法のかなりの部分が徒手療法に含まれてしまう.しかし,実際にはそのような用い方をしていない.

 徒手による治療には,マニピュレーション(manipu-lation)やモビライゼーション(mobilization,モビリゼーションと表すこともある),マッサージ(massage)などがある.また,最近理学療法の文献に紹介されている手技として,マッスルエナジー(muscle energy),マイオフェイシャルリリース(myofascial release),マイオフェイシャルマニピュレーション(myofascial manipulation),マイオセラピー(myotherapy),ストレイン・カウンターストレイン(strain-counterstrain)などがあり,さらにはカイロプラクティック(cairoprac-tic)やオステオパチー(osteopathy)という用語も見かける.本稿では徒手療法の定義と治療手技について紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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