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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル37巻4号

2003年04月発行

文献概要

入門講座 理学療法ワンポイントアドバイス➍

循環障害―急性心筋梗塞

著者: 井澤和大1 渡辺敏1 山田純生2 大宮一人3 岡浩一朗4

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部 2名古屋大学医学部保健学科 3聖マリアンナ医科大学循環器内科学 4東京都老人総合研究所

ページ範囲:P.319 - P.323

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 急性心筋梗塞(acute myocardial infarction;AMI)は発症を契機に心機能障害のみならず,身体的,精神的障害をももたらし,未解決の様々な課題を有している.本稿では,心臓リハビリテーション(以下,心リハ)の概念について,主に急性期,回復期に絞って概説し,最後に身体的精神的側面に関する心リハの効果と2次予防に向けた運動指導法についてわれわれのデータを中心に述べる.

AMIの病態と治療

 AMIとは,冠状動脈の閉塞による心筋への血流の途絶が心筋の壊死を引き起こし,心室細動などの致死性不整脈や心ポンプ不全,心破裂などの重篤な合併症により生命に危険が及ぶ病態である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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