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特集 こどもの理学療法
こどものリハビリテーションの現状と展望
著者: 小池純子1
所属機関: 1横浜市障害者更生相談所
ページ範囲:P.363 - P.371
文献購入ページに移動 陣内1)はこどものリハビリテーション(以下,リハ)の特殊性として次の4項目を挙げている.
①対象となる障害の多くは「先天的要素」をもつ.
②成長・発達とのかかわりが大きい.
③両親,特に母親の存在が大きい.
④こどものリハのゴール(目標)は,そのこどもにとってふさわしい教育の場を与えることである.
こどものリハは,言い換えれば「先天的」あるいは発達期に生じた障害の小児期におけるリハである.「発達・成長」「両親」「教育」はこどものリハにおけるキーワードであるが,小児期においても障害児がどのような成人期を迎えるのか,すなわち職業を含めた生活スタイルの構築,二次的合併障害への対応などを念頭においてリハを進めなければならない.
①対象となる障害の多くは「先天的要素」をもつ.
②成長・発達とのかかわりが大きい.
③両親,特に母親の存在が大きい.
④こどものリハのゴール(目標)は,そのこどもにとってふさわしい教育の場を与えることである.
こどものリハは,言い換えれば「先天的」あるいは発達期に生じた障害の小児期におけるリハである.「発達・成長」「両親」「教育」はこどものリハにおけるキーワードであるが,小児期においても障害児がどのような成人期を迎えるのか,すなわち職業を含めた生活スタイルの構築,二次的合併障害への対応などを念頭においてリハを進めなければならない.
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