icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル37巻7号

2003年07月発行

文献概要

特集 物理療法の効果

電気刺激による筋力増強の効果

著者: 前田貴司1 志波直人1 岩佐聖彦1 梅津祐一1 田川善彦2

所属機関: 1久留米大学リハビリテーションセンター 2九州工業大学工学部

ページ範囲:P.563 - P.568

文献購入ページに移動
 物理療法の中で使用される電気刺激療法には,経皮的末梢神経電気刺激法(transcutaneous electrical nerve stimulation;TENS),神経・筋電気刺激療法(neuromuscular electrical stimulation;NMES),高電圧電気刺激法(high voltage pulsed galvanic stimulation;HVPGS),干渉電流療法(interferential current therapy;IFC)などがあり,その目的は疼痛の軽減や筋力増強,局所血流の増加,浮腫の軽減,創傷治癒,骨形成などである.その中で筋力増強は,われわれ理学療法士が日常的に行っている治療と関係が深く,興味あるものである.

 本稿では,われわれが考案した拮抗筋電気刺激法による筋力増強の原理と基礎研究結果や筋力増強の効果について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?