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特集 脳卒中の理学療法の展開
脳卒中における評価と理学療法効果
著者: 潮見泰藏1 今井樹2
所属機関: 1国際医療福祉大学保健学部理学療法学科 2川越リハビリテーション病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.639 - P.646
文献購入ページに移動脳卒中に対するリハ医療については,最近ではクリニカル・パスによる脳卒中治療の標準化や急性期リハと回復期リハを明確に区分した脳卒中診療モデルが導入されるようになり,理学療法も時代の要請に即応した新たな実践が求められている.一方,EBPT(根拠に基づく理学療法実践)と呼ばれるように,理学療法による介入の効果を実証する必要に迫られている.こうした理学療法を取り巻く社会情勢の大きな変化の中にあって,従来の理学療法モデルはもはや時代にマッチしておらず,新たな概念に基づいた理学療法モデルを構築すべき時期を迎えているといえる.
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