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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル37巻8号

2003年08月発行

文献概要

講座 実践・人事評価・2

目的別人事評価が企業目標との一体性をつくる

著者: 松田憲二1

所属機関: 1(有)マツダ・ビジネス・コンサルティーション

ページ範囲:P.687 - P.693

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目的別人事評価を構築する

1.目的別人事評価と総合的人事評価の違い

 人事評価は,業績評価・能力評価・意欲態度評価の3つの評価項目によって構成されるが,その使い方によって目的が異なる.規模の小さな中小企業では,一般的に総合的人事評価を行っているところが多い.

 「総合的人事評価」とは,業績評価と能力評価と意欲態度評価を,年2回の賞与評価と年1回の昇給(昇格)評価に使用することをいう.つまり,夏の賞与評価と冬の賞与評価の各々の評価結果を加えて2で除した結果を,昇給(昇格)評価として使用する.こうすると結果的には,賞与評価の2回だけで済ますことができることや評価者の理解が比較的得やすいというメリットがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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